風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

納豆その1 失敗の巻

2006年02月12日 | チンゲル亭
①               ②          ③


④               ⑤           ⑥


⑦                    ⑧





① 一晩浸した大豆(メルクーリで購入)
② 圧力鍋で煮る。(蒸すほうが良いようですが中籠がないので水煮)
  おもりが動くまで約10分 その後弱火にして5分 蓋が開くまでに10分くらい)
③ 納豆菌登場!(有限会社 高橋祐蔵研究所 よりネット購入)
④ 殺菌水と納豆菌と耳掻き(菌はほんの少しでよい)
⑤ ④の水に溶いた納豆菌を煮あがった豆に混ぜ、プラスチック容器に入れる。
⑥ 納豆を寝かす場所を造る。大体40度C
⑦ パール(暖房のラジエーター)の上にダンボールを置き、⑤の大豆を箱に入れて籠をかぶせタオルをかける。このまま一昼夜置く。
  冷蔵庫に入れて熟成させ味をさらによくする。
⑧ 出来上がり。

注意1.⑤で、湯気のしずくが落ちないようにふきんをかける。
注意2.落ちた大豆は、中に入れない。(雑菌が混ざるから)

第一回目は、眠っている間にパールが止まっていて30度以下になった形跡があって、納豆菌が十分に増殖しなかった。
第二回目は、原因は、寝かせるときにふきんをかけた上に、蓋をしなかったこと。温度が十分に上がると、水分が蒸発して干からびた納豆もどきガ出来上がった。
Kさんによると、ふきんの上に蓋をして、セーターのようなもので来るんでパールの上におけばよいのだそうです。
わざわざ籠をかぶせて、空間を作らなくても良かったのです。
乾燥する原因をさらに作ったみたいでした。

第一回目の納豆で大丈夫そうなものを室温に2日間放置したら、かろうじて糸を引くものが出来上がりました。

第二回目の納豆は、大根おろしをたっぷり作って、水分補給をして、しっかり噛んで食べましたとさ。(大笑)
二回の挑戦で、注意しなけらばならないところが分かりました。

娘に失敗だったよと言ったら、「納豆嫌いなお母さんが作るからでしょう。お父さんが造ればいいのに。」ですって!
夫に言うと、笑って「そうだなぁ」と、言っていました。

日本では納豆をおいしいと思って食べたことがありませんでした。
モンゴルでは、豆を工夫して食べる必要があるなぁと思い始めたとき、納豆作り超ベテランのKさんから頂いた納豆を頂きました。
これがほんとにおいしかった。これなら食べられると思ったのです。
それで、帰国時に納豆菌を手に入れてUBに持ってきたのです。

豆さえ煮たら、化学実験の要素があるので、夫もKさんに助言を頂いて作れるようになるかも。期待しよう。

⑥の温度計は、外気温を測るために日本から夫が持ってきたものですが、木の窓枠の隙間から、ラインを外に出して計っていたのが、硬質プラスチックに変えたものだから、隙間がなくなり、使わなくなっていたものです。
タオルの間から、豆の近くに差し込んで温度を見ることが出来ると、夫が得意顔をしたのでした。

第三回目は、誰がどのように作り、どういう出来上がりになるか。。。
乞うご期待
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我が家で食事会

2006年02月12日 | チンゲル亭裏日記

昨夕は我が家で夕食会をしました。
お料理上手な方、グルメの方の多い中で、私のお惣菜料理を食べていただくのは、ちょっと気後れするのですが。

にわかちょんがーになった夫を、何度か夕食に誘っていただいて、わびしさを慰めていただいたと聞いて、それでは、御礼をしなくちゃねということになったのです。
これには、夫も異論を唱えるわけにも行かなかったのです。

メイン料理は、Iさんに教えてもらった中国風白菜鍋料理「扁炉(ピエンロー)」にしました。
大根が結構いけるから、やらかく煮て肉味噌をかけよう、納豆用に煮た大豆をちょっとよけておいたから、ひじきと煮て。。。
白いものばかりだから、緑と赤のサラダに卵の黄身がちゃんと黄色だったらミモザにしよう。
冬はドーフ(中華風豆腐 あれ?韓国風なのかな?)もちゃんと大豆のにおいがして新しいから、素揚げにして厚揚げ風にしてみよう。

料理上手のKさんは、お手製の納豆を持ってきて下さいました。
皆で大喜びです。納豆のうまい食べ方談義は、ずいぶんと盛り上がり、西で育った夫は、東に生まれ育った方たちの納豆に賭ける深い思いに、へぇーと感心していました。
その食べ方は邪道だと言われて笑っていたのが印象的。

寒い冬に鍋を囲んで、取り留めのないおしゃべりは、いいねぇ。
夫の笑顔も大きな声も、久しぶりです。
皆さん、寛いで下さったかしら?

それで今日は、夫は昨夜のおもてなしの気疲れで、一日脱力です。
それでも、「気持ちの良い疲れだ」と、嬉しい言葉が聴けました。

我が家での食事会の夫の良い感触を得ましたから、私は喜んで肩の荷を降ろしています。
次は、いつになるかなぁ?
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