ツァガンサルのお休みも終わり、今日から、大学は新学期です。
夫の出勤に伴って、ドガラ教授に新年のご挨拶をしにいきました。
教授は、授業の登録に来る学生の応対に忙しくしていらっしゃいました。
今学期受ける授業の担当の先生に申込書を出しにきているのです。
その申込書を見て、先生は自分の記録を残し、あとは会計に提出して、会計が学生に授業料の請求をするのだそうです。
一科目ずつ授業料を払い込むのです。
日本の大学と違って、一律の授業料ではないのです。
教授は、日本とモンゴルとで2度のお正月だったねと、そして、たくさんお金は集まりましたかと尋ねられました。(笑)
ゲレル教授には、日本にはどうして旧正月はないのかと尋ねられました。
日本語科のガン先生には、毛皮のコートはどう考えても良い買い物だとは思えないと散々言われました。
お付き合いも2年目ともなると、葉に衣を着せない言い方をするようになり、小気味の良い思いでした。
ガン先生は、ほんとに日本のことを良く理解し、日本人のような謙遜な方なのですが。
最初に、真冬の装いについて相談したとき、毛皮はお勧めではない、ダウンが良いと言われていたのです。
だからなのです、彼女が、毛皮のコートについて、お世辞でも良いコートですねと言わないのは。
次は、夫の通訳のツェギーさん。日本のお土産はなにがいい?と尋ねたら、悪びれずに「ホワイトソースが欲しい。留学したとき日本のホワイトソースのスパゲティがおいしかったから」とのことだったのです。
無添加の粉状のホワイトソースを見つけて、持ち帰りました。
早速帰って作ったら、娘のイデレーちゃんがとてもおいしいと喜んだとメールが来ました。
彼女は、日本大好きで、しょうゆ味のおせんべいが好きだったりするのです。(大方のモンゴル人は、チョコレートやキャンディを喜びます。まして、しょうゆ味のおせんべいは、「おもしろい」と応えます。(笑))
乳製品のおいしいモンゴルに、日本からホワイトソースをお土産にするのは、ちょっと変かもしれませんが、彼女の望みです。
日本製のものでないと日本で食べた料理を再現できないと思っているのです。何度か作って、そのホワイトソースがなくなったとき、それでもまた食べたいと思ったとき、モンゴルに有るもので作ることが出来るのよと教えてあげるつもりです。
UB生活が、再スタートしました。