東日本大震災 現地復興支援センター

・・・真宗大谷派(東本願寺)の東日本大震災による被災地での支援・復興活動ブログ・・・

2017年5月20日 高田教区有志会/宮城県石巻市【活動】

2017-05-23 13:02:03 | 活動日記

高田教区有志会の寄磯浜での活動です。

今回は、震災翌年から毎年参加している寄磯小学校運動会での炊き出しで、メニューはカレーライス、焼き鳥とポップコーンでした。

当初、5月13日(土)開催予定でしたが、土・日曜日とも天候が雨となり、1週間延期となり20日の開催となりました。

それにより同日から視察・ボランティア活動でこちらに来ていた大谷大学の方8名にもお手伝いいただいての活動でした。

5月としては記録的な暑さの中、運動会が始まり、開会式の途中には大谷大学の皆さんも到着し、設営・焼き鳥の炊き出しの準備を行いました。

例年、運動会のリレーに参加していましたが、今回は大谷大学の皆さんが参加してくれたこともあり、障害物競争や綱引きなどにも参加しました。

運動会終了後は昼食となり、皆さんにカレーや焼き鳥を美味しく食べていただきました。

有志会の方々は、前日に直接寄磯浜に入られ、前夜祭に参加し、当日の炊き出し終了後、高田に帰られました。

また、大谷大学の皆さんは翌日も仙台市内で「出張学園祭」として炊き出し・縁日などの活動を行いました。

今回の活動の様子は、下記TATのFacebookをご覧ください。
TATのFacebook⇒https://www.facebook.com/otani311/?fref=ts


2017年5月20~21日 大谷大学TAT第22便/宮城県仙台市・石巻市・名取市【視察・活動】

2017-05-23 13:01:45 | 活動日記

大谷大学のTAT第22便の視察・活動です。

今回の日程は、初日が2グループにわかれ、寄磯小学校運動会での炊き出しと、視察・炊き出し準備を行い、そして2日目が久保田東集会所での「出張学園祭」として炊き出し・縁日などの活動を行いました。

初日はいつもどおり朝7時前に東北別院到着し、到着後、寄磯小学校運動会に行く教職員・学生8名が朝食を買い、仙台教区の方と現地復興支援センター担当者と出発しました。
(今回の寄磯小学校運動会の活動は、高田教区有志会のお手伝いであり、詳細は高田教区の活動報告で記載します。)

残った教職員・学生は、別院本堂にてお勤めをし、朝食を食べ、休憩後、視察に行きました。

視察場所は、仙台市荒浜地区、名取市閖上地区であり、閖上地区では「閖上の記憶」に語りべをお願いしており、震災当時から現在至るまでのお話をお聞きしました。その後も別の方からプレハブ内の写真や展示物などについて丁寧にお話いただき、予定していた時間をオーバーしてしまいましたが、貴重なお話を聞くことができ大変充実した視察となりました。

視察後は、別院に戻ってきて昼食後、買い出し、炊き出し・縁日の準備などを行いました。

翌日、朝8時30分に食材・機材を積み込んだ6台の車に分乗し、別院を出発。
9時には会場の久保田東集会所に到着、設営の打ち合わせ後、それぞれ準備を行いました。

久保田東集会所は、これまで大谷大学の皆さんが何度も活動をしていただいたニッペリア仮設の元自治会長さんにご紹介いただいた場所であり、久保田東地区やその周辺にニッペリア仮設にお住まいだった方がいらっしゃるので、この集会所での活動となりました。

今回の炊出しメニューは、京風マーボ丼、野菜サラダ、焼き鳥、かき氷、ポップコーンでした。
そして、催しとして縁日(景品あり)、アニメ上映会、落語が行われました。

事前に町内会長さんや元ニッペリア仮設にお住まいだった方々にご協力いただいて、チラシを130枚程度配っていただいたこともあり、縁日開始の11時前に子どもたちが遊びに来てくれ、大人も様子を見に来てくれました。

11時から縁日・アニメ上映を、11時30分頃から食事の配食を開始しましたが、初めての場所での活動ということもあり参加者の人数が読めず、焼き鳥なども少なめに購入していましたが、予想以上にたくさんの方々が参加していただき、焼き鳥は100本追加購入し合計250本、更につくね串も30本追加しました。

京風マーボ丼では、ご飯を約7升(10kg)炊きましたが、やや足りないくらいでした。
そして、マーボ丼は小さなお子さんには辛かったようであり、次回の課題となりました。

また、大変暑い日となったこともあり、かき氷は大変好評でした。

縁日は子どもたちや大人にも大変好評であり、景品が足りなくなってしまうほどでありました。

落語は、今回で3回目であり、回数を重ねるごとに技術がアップし、これまでの中で一番の盛り上がりとなりました。

元ニッペリア仮設の方もたくさんお見えになり、約1年ぶりの再会でしたが皆さんのお元気そうな姿を拝見でき、お互い近況を報告しあったりして話が尽きないようでした。

そして、差し入れに手作りゼリーとお漬物をいただき、みんなで美味しくいただきました。

今回の活動では、ニッペリア仮設にお住まいでなかった近所の方々も参加いただき、明日も来てほしいというお言葉もいただき、次回もこの場所で活動することになりそうです。

本当に皆さんに楽しんで、そして喜んでいただき、この地域のコミュニティーづくりのお手伝いもわずかかもしれませんができたのではないかと感じました。

そして、大谷大学の皆さんは夜7時30分頃に別院を出発し、翌日朝、大学に無事到着され、早速授業の方もあったようです。

       

                    

今回の活動の様子は、下記のFacebookをご覧ください。

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2017年5月15~16日 岐阜教区/福島県郡山市・会津若松市【活動】

2017-05-17 22:08:45 | 活動日記

岐阜教区の会津若松市での活動です。

15日朝、岐阜県を車2台で出発し、道因寺(郡山市)で石田住職から震災・原発事故の被害状況やお寺の復興の歩みなどについてお話をお聞きしました。

その後、会津若松市に移動し、明日の炊き出しの食材の買い出しを行いました。

これまで岐阜教区の方々は、会津若松市の河東学園仮設と扇町1号公園仮設で活動いただいておりましたが閉鎖となり、今回、河東学園仮設の自治会長さんが入居された復興公営住宅・城北団地の集会所において活動を行いました。

復興公営住宅の集会所を使用させていただいての活動は、初めてでありました。

16日朝、ホテルを出発し、城北団地に向かい、炊き出しなどの準備を行いました。

午前中の準備中には小雨が降っていましたが、お昼の食事時間には晴れて気持ちの良い天気となりました。

お昼時間になると、復興公営住宅にお住いの方々がご自宅から出てこられ、これまでお邪魔していた仮設住宅にお住まいだった方も何人か来ていただき、一年ぶりの再会で近況などをお聞きしました。

今回のメニューは、たこ焼き、そうめん入り豚汁、焼き鳥でした。
たこ焼きは、タコの代わりにコンニャクとたくわんをみじん切りしたものが入っており、スタッフの中では通称「コンたく焼き」と呼ばれており、タコ無しでもおいしいと好評でした。

食事をされた後には、集会所で腕輪念珠づくりをされる方も多くいらっしゃいました。

皆さんが帰られる頃には、お土産用の炊き込みご飯やタコ焼き器を使ってホットケーキ生地にあんこを入れて焼いたデザートも作りました。

これまで長く仮設住宅にお住まいだった方々が、復興公営住宅に移り住まわれた場所、皆さんのお元気な姿を拝見できた活動でした。

    

          

※上記の写真は、岐阜教務所員が撮影した写真も提供いただき、掲載しております。

※復興公営住宅・城北団地の詳細については、下記のホームページをご覧ください。
 ⇒ http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/ps-fukkoukoueigenba019.html