東日本大震災 現地復興支援センター

・・・真宗大谷派(東本願寺)の東日本大震災による被災地での支援・復興活動ブログ・・・

2016年12月27日 高田教区有志会/宮城県石巻市【活動】

2016-12-28 17:10:13 | 活動日記

高田教区有志会の寄磯浜仮設での活動です。

今回のメニューは、豚汁、白ごはん、焼き鳥と餅つきでした。

メンバーは、高田教区5名、京都教区1名、大谷専修学院生2名(三条教区・名古屋教区)、新潟県阿賀野市1名、仙台仏青2名、支援センターから2名の合計13名と多い人数での活動となりました。

当日は午後3時頃まで雨が降っており、外で焼き鳥を焼くことができず、テント横幕を屋根代わりに使用し、狭いスペースで焼き鳥を焼いていただきました。

そして、年末恒例の餅つきも行い、仮設の方々も鏡餅成形のお手伝いをしていただきました。
この餅つきは寄磯浜仮設住宅で最後となり、来年の今頃は皆さん新たに再建された住宅などにお住いの予定です。

しかし、高田教区有志会の寄磯浜での活動は、仮設住宅が無くなっても、ほぼ毎月だった活動の回数が減るかもしれませんが、親しくなった方々がいるこの場所で、まだまだ続けられる予定です。

             


2016年12月13~14日 災害ボランティアネット(東京教区茨城1組)/宮城県石巻市【活動】

2016-12-20 10:42:13 | 活動日記

災害ボランティアネットの石巻市での活動です。

13日は水浜地区、14日は仮設飯野川校団地にてそれぞれ活動いただきました。

今回のメニューもラーメンとおでんでした。

仮設飯野川校団地は、石巻北高校飯野川校、雄勝小・中学校の敷地内にあり、子どもたちが多い仮設住宅であったようですが、震災から6年が過ぎようとしている現在、入居戸数は70数戸から40戸程に減り、子どもたちも少なくなっておりました。

仮設住宅の入口には、「空室」の貼り紙も目立ち、夜になると敷地内は暗い感じがしました。

しかし、配食の時間になると、定番のラーメンを楽しみに集会所に集まっていただき、集会所に準備していたおでんを食べたり、ラーメンを持ち帰られました。
また、子どもたちも集会所に来てくれ、おでんやお菓子を食べながら話も弾んでいたようであり、ラーメンもおかわりしてくれました。

ラーメンも以前から美味しかったのですが、試行錯誤され、ますます美味しくなってきており、毎回ラーメンを御馳走になることが楽しみです。

         


2016年12月7~9日 東京教区同朋社会推進ネットワーク/宮城県石巻市【視察・活動】

2016-12-15 18:10:23 | 活動日記

東京教区同朋社会推進ネットワークの市営小網倉浜復興住宅(石巻市)での活動です。

小網倉に向かう途中、石巻市の海岸付近にある門脇小学校、「がんばろう石巻」看板などを視察しました。

「がんぼうろう石巻」の看板設置場所も以前とは少し変わり、新たな場所と100m程離れた元の場所も視察しました。

門脇地区の復興公営住宅マンションも完成間近のようであり、新たな住宅地も整備され、住宅の建設、かさ上げ道路も工事中でした。

これまで小網倉仮設住宅にて行われていた活動ですが、今回はその仮設住宅から多くの方が移り住まわれた市営復興住宅での初めての活動でした。

場所は、復興住宅の一区画にある公園のようなところにテントを設営し、復興住宅から電気と水道をお借りしました。

今回のメニューは、定番のすき焼き、そして白ご飯、揚げ物、ポテトサラダ、焼き鳥、フランクフルトなどでした。

小網倉の仮設住宅で活動を行っていた時は、元々同じ地域にお住まいであった方も他の仮設住宅に入居していると参加しづらいということもあったようで、今回の場所では初めて参加いただた方もあり、これまで以上に多くの方々が来てくださいました。

そして、子どもたちもたくさん来ていただき、いつも以上に賑やかでした。
また女性だけのテーブルもあり、女子会のような雰囲気もありました。

またこれまで翌日も、お昼の炊き出しを行っておりましたが、今回は炊き出しをせず片づけのみで、住民の方々もお手伝いいただきました。

その後、次回の活動についてお話をしていたところ、住宅地に集会所のような建物が建てられるということで、次回はその場所で活動ができるようであり、今後は片づけの時間をあまり気にせずに活動・交流が行うことができそうです。

             


2016年12月5~7日 長浜教区東日本被災地交流事業/福島県【交流・視察】

2016-12-14 11:04:41 | 活動日記

長浜教区の福島県での交流・視察です。

これまで長浜教区の方々は、震災後、被災地復興支援として5回にわたり合計約34トンのお米を岩手・宮城・福島県の被災地にお届けいただいておりました。

今回は、東北の方々との交流を主とした活動として、原町別院(南相馬市)の報恩講にあわせて福島県にお越しになられました。

5日は、大型バスで滋賀県を出発し、三条別院(新潟県)を参拝後、郡山市で宿泊なさられました。

6日は、郡山市を出発し、2017年3月末に避難指示解除が予定の飯館村、2016年7月に避難指示が解除された南相馬市小高区の状況を視察し、原町別院に向かいました。

原町別院到着後、お斎をいただき、長浜から持参したお漬物を別院門徒の方々に召し上がっていただきながら、門徒さんと交流なさられました。

午後からの報恩講では一緒にお勤めをし、法話前に長浜教区参加者の坊守さん・門徒さんが1名ずつ感話が行われました。
感話では、震災当時、テレビで津波や福島第一原発が爆発した映像を観た時の気持ちや、被災地支援としてお米を持参したことなどの活動について等々のお話がありました。
その後、原町別院の門徒役員から長浜教区の支援活動へのお礼と近況などについて感話がありました。

報恩講終了後は、別院門徒とともに長浜教区の方々も内陣の荘厳替えなどの片付けのお手伝いもなさられました。
長浜教区の門徒さんも所属寺でお手伝いをなさられているのか、慣れた様子で片づけを行い、あっという間に片づけは終了してしまいました。

その後、長浜教区の方はこの日の宿泊場所の相馬市に移動し、夕食前に木ノ下嘱託のお話をお聞きになられました。

7日は、会津若松市を観光後、滋賀県へお帰りになられました。