夏がすき…!! 7月生まれのせいか夏の日差しが好きです…♪

山崎勢津子です!ぐるーぷ・ふらいぱんは10年間活動しましたが解散しました。私は今後、朗読を中心に活動してまいります!

てけれっつのぱ

2008-10-26 | Weblog
私の古巣である文化座公演「てけれっつのぱ」を24日に観て来ました。原作 蜂谷涼/ 脚本 瀬戸口郁/ 演出 西川信廣 今日が千秋楽です。今頃みんな打ち上げしてるかな…。西川信廣さんは役者の個性を生かして良いところを掴んでくださる演出家だそうで、とても面白く拝見しました。俥曳(くるまひき)の銀次が「汗水たらして真面目に働いてきた輩が立ち行かなくなるのが御一新ってもんかい」という台詞が文化座らしかったかな…。同期の有賀ひろみさんは薩摩の武家の奥方役で、夫の妾の家にのりこんだり、薙刀を振り回しての立ち回りがあったりで、私としてはドキドキハラハラ…。佐々木愛さんも光枝先生が三好十郎の「おりき」を再演した年齢を超えたのだよな…と、生き生きと演じていらっしゃる舞台の愛さんを観ながら、頭の中は別のことを考えておりました。この作品できっと全国公演ができるでしょう。劇団活動は困難な時代であることに変わりはないけれど文化座には頑張ってもらいたいです。原作には旅公演中の本屋で出会ったと愛さんが書いていました。蜂谷涼さんの作品は朗読出来ないかしら…と興味が湧いているところです。「てけれっつのぱ」って落語「死神」に出てくる死神を追い払う呪文だそうです。「これ自体に意味のある言葉ではないけれど唱えれば何か願いがかなうような、苦難を乗り越えられるような、不思議な語感がある。」…聞いたことはあるけれど呪文だったのか。舞台ではもう少し連発してしまった方がよかったのでは…私の感想です。

さて、池袋演劇祭に参加した「海の一座」は演劇祭賞からは外れてしまいました。でもみんな力いっぱいやったので満足しています。

…それから先日の「蜘蛛の糸」の録音は途中までしか入っていなくてチェック未了です。でも帰り道に立会いに来ていた事務所の社長に「山崎さんって悪い男の役が上手いよね!!」っていわれたので、地獄に落ちた大泥棒のカンダタをなんとか表現できたのかな…って思います。カンダタが怒鳴るシーンは大声になるので家では本意気で練習できないのです。社長のいう悪い男の中には以前に朗読した作品中の「悪人ヅラの女衒(ぜげん)」もカウントされているはずです。その時はチョコッと最後に出てきた名も無い女衒がなぜか作品をさらってしまいました。私の声はどちらかと言うと高くて細い…はずなのですが…オジサン役に苦労しなくなったのも年齢の功だと思っています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。