今年になって、蓼科には雪がちっとも降らない。昨日、サンライズに宿泊予定だった東京に住む友人から、「朝からすごい雪で、まだ都内なのにクルマをぶつけちゃった・・ごめん、キャンセルさせて」と電話があり、東京が大雪だと知った。それなのに蓼科では、ちょっと舞ったくらい。こんなのあり?
寒波もさすがにパワーが切れたか、急に寒さがゆるんだ。それも4月並の気温とは・・おまけに大雨を降らしてくれた。蓼科で1月に雨が降るなんて、ちょっと記憶にない。まったく今年の冬は何を考えているんだ?
遅れた正月休みは、どこにも出かけず、家でのんびり過ごした。こういうときは、録画してあったドラマや映画鑑賞をするのが決まりパターン。大好きな「古畑任三郎」は3本続けて観た。3本とも充分楽しめたが、イチローがウマくてびっくり!でも自分としては松嶋奈々子が犯人のものが一番よかった。入れ替わったところに気づかず、すっかりだまされてしまった。(笑)残念ながら「古畑任三郎」は、このシリーズが最後になるらしい。三谷さ~ん、また作ってよ~「有頂天ホテル」も観にいくからさぁ。
寒波の波状攻撃がとまらない。ここは信州でも北部と違い、冬型の気圧配置だと雪は降らない。しかし朝晩は連日-10℃以下と厳しい寒さ。家にいれば薪ストーブのお陰で薄着でいられるけど、朝の散歩に出る時は、死なないように(笑)本気で完全装備をする。そうすれば-12、3℃までは大丈夫。かえってすーっとして気持ちがいい。最近はこの感じがすっかり快感になってきた・・これってヘン?
ハリーがお腹のあたりをしきりに舐めているので、よく見たらニキビのような湿疹ができていた。シャンプーして様子を見たが、ますますひどくなって、赤くただれてきた。ほっておけばどんどん悪化しそうな感じだ。
かかりつけの獣医さんに連れて行き、調べてもらったらアカラス症という診断。毛穴の中に潜むダニの一種、毛包虫(ニキビダニとも言う)が原因で、たちのわるい皮膚炎をおこしているそうだ。もともと、この毛包虫は犬の半数以上に寄生していて、ふつうは共存しているのだが、抵抗力の弱い幼犬や老犬などに異常繁殖して発症することがあるらしい。
体力の落ちた老犬などは、ほっておくと全身に広がって、悪くすると敗血症を併発して命にかかわることもあるそうだ。(>_<)そうなる前に適切な治療をしなくてはならない。治療法は殺ダニ剤(イベルメクチン)を毎日飲まして、加えて薬浴を併用するのが一般的とのこと。
ただし老犬の場合、薬浴(ダニを殺す農薬につける)は体への負担が大きく、すすめられないと言うので、飲み薬と注射で治療することになった。ハリーも今年は14歳になる。寿命はそう長くないかもしれないができるだけ長生きして欲しいと思う。今日はちょっと長くなった。
九州に住んでいた小学校時代の正月を思い出した。元旦の朝、玄関の外に国旗を掲揚する。これって当時は普通の光景だったけど、今は全く見ない。ちょっと遅めの朝ごはんは、おせち料理とお雑煮。ほとんどが自家製だった。数の子としめ鯖ときんとんが好きだった。寿と書いた箸袋には、それぞれ家族の名前が書いてあった。この日だけ小さなグラスに入れた酒を飲ませてもらった。そしてお年玉をもらう。2日の朝、お店が開くと同時に凧とコマを買いに行った。凧には新聞紙を切って作った足をつけ、近所の空き地で飛ばした。たこ糸をいくつも継ぎ足して遠くまで飛ばしたが、最後はどこかに引っ掛けて回収不能になった。凧の次はコマ遊び、コマは木の部分と鉄製の芯を別に買って、金槌で芯を打ち込んで作った。女の子は羽子板をやっていた。負けると墨で顔に×を書いていた。情緒があったなぁ・・