日本にいた時にテレビで見て、いつか食べてみたいと思っていたタイのデザート、サンカヤー・ファクトーン。次はいつタイに行けるかわからないので、兄さんと手作りしてみました。兄さんも今回が初めてです。まずは買い出しです。アジア系スーパーで足りない材料のかぼちゃとパームシュガーを買います。思っていたような小さめのかぼちゃがなかったので、中でも一番小さいであろうかぼちゃを購入しました。レシートを見ると約1.8キロで4ユーロ弱でした。パームシュガーはタイ料理を作る時にも使っているものにしました。
サンカヤーとは卵やパームシュガー、ココナッツミルクで作ったカスタードを、ファクトーンはかぼちゃを意味するタイ語のようです。
兄さんが探したタイの作り方の動画は分量が記載されていなかった為、兄さんの言う大体の分量が信用できず、私が探した日本語のレシピを参考にしました。まずかぼちゃをよく洗い、ヘタの周りを四角く切り抜きます。中の種とワタをスプーンで取り除いたらかぼちゃの準備はOKです。次はカスタードです。ボールに卵3個とレンジで溶かしたパームシュガー100グラムを入れ、砂糖をよく溶かします。そこへココナッツミルク200グラムを入れよく混ぜます。本当はほんの少し塩を加えるのですが、忘れてました。兄さんは卵が少ないだのココナッツミルクが多いだの文句を言っていましたが、絶対上手くいくと言いくるめて強引に作り始めました。滑らかにしたければ濾しますが、私は濾さずにそのままかぼちゃの中に注ぎ蒸し器で40分蒸しました。粗熱が取れたら蔵庫で数時間冷やしました。こちらが蒸しあがり。とっても綺麗です!
いよいよ味見です!この時兄さんは外出していたのですが、出来上がりが気になってちょっとだけ味見をしてみることにしました。かぼちゃのフタを取るとなんと中のプリンは半分以下になっていました。カットして皿に乗せてみるとただの蒸したかぼちゃです。
失敗です・・・。
プリン部分の味は最高に美味しいし、かぼちゃも栗のようにほっくりしているのに残念です。
やはり兄さんの言った通り卵が少なかったのか、ココナッツミルクが多かったのか、それとも蒸し時間が短かったのか・・・。ドキドキしながら考えていると、兄さんが帰ってきました・・・。
「ほらね、言った通り。次は僕が作るから絶対口出しするなよ。しあさってに作るから。」
「はい・・・」
本当は当分かぼちゃいらないんですけどーーーー!!!
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