ツイッターで回ってきた画像

コルトのMKⅢ(多分トルーパー)のフレームにパイソンのバレルが接合されている
戦後のコルトのフレームはディティクティブスペシャルなどに使われるDフレームと
オフィシャルポリスなどに使われるIフレームがある

Iフレームはオフィシャルポリスを筆頭に寿限無寿限無と
リストが巻きものになるほど、バリエーションがあり
.357マグナム版がトルーパー
大薮春彦先生の処刑軍団の主人公にひとり津場が使うのは多分Iフレームのトルーパー
でこれを生産の簡易化(コストダウン)のためにMKⅢアクションにします

それがトルーパーMKⅢ
MGCがローマンMKⅢとともにモデルガン化して
TVで使われたのでご存じの方も多いかと

偶然ながら、この画像が回ってきてすぐに見たYoutube
パイソンの試作の紹介

コルトのペーパー付

Iフレームにエジェクターロッドシュラウド付きバレルを付けたもの
おそらくはS&WのM27やM19に対抗しようとしたもの

MKⅢにこれをつけるとトルーパーMKⅢになりますね



これは上の画像のようにMKⅢにパイソンのバレルをつけたもの

大元のオフィシャルポリス

Dフレームと よく比較されるS&WのJフレーム
でこのDフレームに


パイソンのバレルをつけたもの口径は.38specialで
刻印がDiamond BuckになってDフレームの最上位機種としてリリースされるんですな
こんな経緯で、これはコルトの試作だと思ったんですがと

バレルに固定用のピンがあります


コルトのファクトリーメイドならここにピンはつかないので
これはカスタムだってことが分かります
パイソンだけなんでIフレームで残ったのか
やっぱ射撃専用モデルとして
コイルスプリングの縮むゴリゴリが感触が悪かったんだろうなぁ
いまでも、イギリスの2連ショットガンなんかは
一品制作の板バネ(というか金属ばね)使っていますからね