FOREST21~タイの子ども達に学ぶ会~

FOREST21スタッフのブログ☆
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米国化による弊害

2009-06-08 23:01:36 | Weblog
こんばんは
ツノダです
今日はぐんと冷え込みましたね

皆様風邪を引かないよう、手洗いうがいをしてくださいね~


さて、今、10分くらいだけなのですが、
「TVタックル」というテレビ番組を見ました。

トピックは「母子家庭」への給付金問題?でした。

2009年度から、母子家庭給付金の2万円カットが施工されるようで、
そのことに関して、色々な方々が議論されていました。
その中には、民主の片岡さつきさんや、
東海大准教授の金先生など。。。
芸能人の大竹まことさんや、北野たけしさんもいました。(この2人は番組司会?)

簡単にいいますと、片岡さんは「金持ち目線」で、
この給付金問題を見ており、
金さんは、「低所得者目線」で議論されておりました。

最後に、北野たけしさんが、
「昔の日本は、今よりも金持ちがいなくて、
貧乏人があたりまえだった。
だから、お母さんは、いつ寝てるんだろう?
ってくらい、家事と仕事と育児をやった。
ただ、今は、昔みたいに貧乏人が多くないから、
どうしても、「母子家庭」みたいな家庭は、
他と比べて「あー自分は皆よりも劣ってる」って考えちゃうんだろうな。」

といってました。

私も今まで、どっちかっていうと、片岡さんの意見よりでした
私の家庭が裕福とかいうわけではなく、
「頑張ってるのに貧乏だ」という人は、
どこかに甘えているのではないのかな。と思っていました。
だから、「金持ち」になりたければ努力すればいいのにと思ってました。

ただ、たけしさんの話を聞いて、
本当にその通りだなぁと思いました。



 今年で大学を卒業して、来年の4月から、
社会人になろうとしている私は、出来たら、4月から
東京で一人暮らしをしようかと考えていました。

アメリカの学生は、18歳の時にほとんどの人が
家を出て、大学の寮で一人暮らしを始めます。
そのまま実家に戻ることも無く、
大学生になり、社会人なり、自立していくのでしょう。

では、日本はどうでしょうか。

首都圏内にいる学生は実家で暮らし、
社会人になっても、結婚するまで実家暮らしの人が多いように思います。
地方に住んでいる学生も、地方で就職が決まれば、きっと皆
実家から会社に通うことになるんだと思います

「格差社会」
「母子家庭」
「自立」

何かこれは密接な関係がある気がしてなりません

「格差社会」によって生み出された「貧困」
そして、その大部分を閉める「母子家庭」
そして、その「母子家庭」を、
見守ってくれる地域の方々の目がない
「自立」という名の「壁」

本当の自立とは?

・・・

戦後まもなくは、広い家の何畳かを借りて、
隣にすぐ家族で無い人がいるのが当たり前という話を聞きました。
米国化が進み、アパート・ホテルが出来、
プライベートというのが確立されてきました。

自立というように見える「壁」が
実際は「母子家庭」の肩身を狭くしているのでは

それによって引き起こされる「格差社会」

昔は地域の人々が協力してやるのが当たり前だったのに、
いつから、地域のふれあいがなくなってしまったのでしょうか。

なんだか問題を挙げていったら、芋ずる式に問題がごろごろ
出てきそうですね。

「関係ない」と思っていることも、
絶対つながっている問題だと思います。

アメリカナイズといわれていたのは何年前でしょうか?
私が高校生ので、5、6年前なのでしょうか。
テレビを見ながら、
着々と、アメリカナイズされているように思いました。
しかも、アメリカのいいところだけではなく、日本人にはあまり有益でない
部分も多く取り入れてしまったように思います

会報16号

2009-06-08 00:10:43 | Weblog
      
会員・里親の皆様へのお知らせです。
大変お待たせいたしました。

今回は2月のイベントが盛り沢山+春タイスタディーツアーがなかった関係で、
冬タイ&イベント特大号として、本日発送させていただきました。

感想盛り沢山でお送りしております。
ぜひ最後までお読みください。

ボランティア体験講座

2009-06-07 23:26:17 | Weblog
ご無沙汰しております。
ツノダです

暑かったGWも終わり、インフルエンザに怯えていたら、
あっというまに6月も一週間過ぎ梅雨入り間近になってしまいました

皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は毎年お邪魔させていただいていた、
「高校生のためのボランティア体験講座」の
”講師”として参加させていただきました

今まで、毎年榎本先生が午前中で、
午後は、ネパールからの留学生 ジギャン・クマル・タパさんが
ネパールの話しや、ジギャンさんのお話をしてくださっていたのですが、
今年はお忙しいとの事で、榎本先生とともに、私たちが
発表してきました

今年の高校生は、「福祉ボランティア」に興味がある子が多いみたいで、
「将来看護系の仕事につきたい!」
「将来は子供にかかわる仕事につきたい!」
と話してくれた子がいました

ただ、私たちがやっているのは「国際ボランティア」


これは講座でも、榎本先生がお話してくださったのですが、
「ボランティア」という言葉の前に「福祉」や「国際」とつけるのは
日本だけみたいです

確かに、私もアメリカ・カナダに行ったとき、
ボランティアという言葉は耳にしましたが、
「インターナショナル・ボランティア」というのは聞いたことがありません
そもそも「ボランティア」というのは自発的にやる・志願者などといった意味で、
「国際的な志願者」じゃおかしいですよね。
(まぁ、訳し方自体もおかしいですが(笑))

と、話は元に戻りまして、

なので、そういった、福祉のお話を聞きたかった子が
多かったのではないのかなー?
と話しながら、気になったりしたのですが

話していて、やっぱり「福祉」も「国際」も境目なんてないなと思いました

「自発的な」活動をやるきっかけや、気持ちっていう、
境目とか関係ない「根本的な部分」が大切で
そういう部分は変わりません

「誰かに喜ばれたい」
「誰かの力になりたい」
「誰かを助けたい」
「ありがとうって言葉のすばらしさをもっと感じたい」

こういう気持ちが、あって、
そして、その上で「何か」に向かって活動する。
それが、おじいちゃん、おばあちゃんへの活動でも、
子供への活動でも、
地域への活動でも、
他国への活動でも、
なんでもいいのではないかと思います

そして、そういうことをすることで、

また新たな自分や、新たに起こっている出来事に気がつく



そしてそれにまた何かアクションを起こす。



また新たなことに気づく



アクションを起こす。

といった、「素敵な無限ループ」になっていくのではないでしょうか

なので、今回講座に参加してくれた高校生の皆さんは、
「講座に参加する」といった素晴らしいアクションを起こしたので、
そこから素敵な何かに気づいてもらえたらいいなぁと、思いました。

私たちの話の何かも、彼らにちょっとした気づきを与えられていたらいいなと思います。


そして、毎回色々お世話になっています。
さわやか県民プラザの岡田さんにも本当にお世話になりました
ありがとうございました