FOREST21~タイの子ども達に学ぶ会~

FOREST21スタッフのブログ☆
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La~ hu_ hkaw~ -Part2-

2007-11-25 21:05:58 | Weblog
お久しぶりです。前回ラフ語を書いたツノダです
文化祭の準備などで、ラフ語クラスのある木曜日が2週連続で休みだったこともあり、
せっかく慣れてきたラフ語を忘れかけている私ですが
今回も、前回に引き続きラフ語を載せたいと思います

前回やったのは、出会ったときの挨拶や、コミュニケーションをとる手段でしたが、
今回は自己表現をするためのいくつかの一文を載せたいと思います。


・i ka daw ga ve [イーカッ ドゥガッベー]
 水が飲みたいです。という意味になります。
i ka と言うのが「水」という意味になるので、i ka というだけで通じるかも知れません。
ただ、山といってもタイなので、できればla[ラー](お茶)といった方がよいと思います。
ちなみにtzuh[ズー]はお酒です
i ka の所を入れ替えてトライしてみてください


・nga ya eh maw ga ve [ンガ ヤッエー モーガッべー]
 私は子どもに会いたいです。という文です
ya eh[ヤッエー]が小さい子どもという意味です。
ya eh[ヤッエー]というだけで、わかってくれる・・・かな??
まぁ山に言ったらこの言葉を使う暇がないでしょうが。。。(山について5秒で両手に花(子ども)になるので

そして最後はコチラ!!


・hkaw kai[カゥカーィ]
 どこいくの?という意味です。
子ども達は山の色んなところに連れて行ってくれます。
(川はもちろん、大人に秘密で木の実を食べられる場所など
そんなときは、カゥカーィと子ども達に言ってみましょう。
きっとかわいい声で答えてくれます


ピンク色

2007-11-19 01:17:38 | Weblog
みなさま
お久しぶりです。
FOREST21バンコク支部、伊東瑞樹です。

私がバンコクに来て、早8ヶ月が経ちましたがバンコクは雨季も終わりちょっと涼しくなってきました

さて、今日は最近タイに起こりつつある社会現象について書きたいと思います。

みなさんもご存知の通り、タイでは王様の存在がものすごく大きいです。
外国人の私から見ても現在の王様は本当に偉大な方で、国民のために尽くされています。
現在、80歳?だったかな・・・の王様は、去年で在位60周年を迎えられました。
王様の長寿と尊敬の念を込め、去年から国民は王様のカラーである黄色のポロシャツを月曜日に着用しています(タイには曜日ごとに色があり、王様が生まれた日が月曜日のためです)

黄色シャツブームは去年よりは下火になったけど、いまだ根強く月曜日はありとあらゆるところに黄色シャツを着た人々が見られます

しかし、今年に入り、王様の体調が著しくなく、入院をされました。
王様の1日も早い回復を願った国民の願いが届いたのか、先週無事にご退院されました。
退院されたときに王様が借用されていたのはピンクのスーツ。
ピンクはエネルギーを高める色だとか。
王様がピンクを着用した次の日から、あらゆるお店で真っピンクのシャツが売りだされました。

まだ黄色のシャツほどまではいきませんが、
タイの町並みがピンクのシャツを着た国民で埋め尽くされる日も遠くないですネ。

私も、タイに住まわせてもらっている、いち国民として王様のご健康・ご長寿を祈っています

真っピンクのシャツはさすがに着ないけど・・・(笑)

タイを食す

2007-11-12 01:05:07 | Weblog
こんにちは。はじめましての方も多いと思います。
スタッフとしてお手伝いさせていただいてます、樽見と申します
私は人文科3期生で、高2の時に初めてタイのスタディーツアーに参加しました。
それがきっかけで今ではタイは私の中でも大好きな国であります

そこで今回は何を書こうか迷いましたが…。
タイの食事について少し紹介したいなと思います

タイ料理と言えば…。辛い
そんなイメージが強いですよね。でもタイ料理は辛いだけの料理ではありませんその甘味、辛味、酸味、うま味に加えて様々なハーブやスパイスの香りが一体となった複雑でデリケートな味わいがあるんです

なので現地で食べるタイ料理はまさに絶品です。
辛いのに、酸っぱい、酸っぱいのに、甘い!こいつ…うまいじゃないかぁぁ!!
そんなことを言いたくなります。
しかし辛さは半端ではありません。現地の方のそんなに辛くないレベルのサラダを食べた時、口の中でサイレンが鳴りました。
タイ人さすがですね。南の地方に行くともっと辛さは増すそうです

ではここで少し料理を紹介したいと思います。

ソムタム:青パパイヤのサラダ
     青パパイヤを千切りにしたものに、スパイスとあえたもの。

バック・ブーン・ファイデーン:空芯菜の炒め物。
               にんにくの香りとシャキシャキとした歯ごたえがたまりません

トム・カー・ガイ:みなさんもご存知、トム・ヤム・クンのココナッツミルク版。
         トム・ヤム・クンに飽きたらぜひ一度。

パッタイ:タイ風やきそば。

クイッティアオ:みんな大好きタイラーメン。麺の種類も太麺、細麺などから選び、スープも後から自分好みの味付けに調整します。

…と、これは本当に氷山の一角で他にもおいしい料理が沢山あります

もし、食べた事ないって方がいたらぜひ一度タイ料理食してみてくださいね
そしておいしかったら大きな声でアロイ(おいしいっ)と叫んじゃいましょう。

11月24日は何の日?

2007-11-06 19:09:59 | Weblog
という事で、今回はタイの文化についてご紹介いたします。今年の11月24日は何の日かご存知でしょうか?中にはご存知の方もいるかと思いますが、この日は ローイ・クラトンはタイの伝統行事が行われる日です子供から年配のかたまでみんなが大事にしている行事です“ローイ”は流すという意味で、 “クラトン”というのは、もともとバナナの葉で作った入れ物の事で、このお祭りでは蓮の花等をかたどって作った灯篭のことを指します紙やバナナの葉で作られた灯篭に線香、ろうそく、花等を入れて水に流すので、日本語では「灯篭流し」と訳されています。以前はクラトンには発泡スチロールがよく使われていましたが、最近では環境保護を考え、一般的にはバナナの葉が使用されることが多くなりました。
 
このローイ・クラトンは陰暦12月の満月の夜に行われます毎年だいたい10月の下旬から11月の中旬にかけての頃です。今年は11月24日がちょうど満月の夜とされていますタイの行事や祭りはほとんど陰暦に基づいて行われますから、日本のように毎年決まった日にお祭りがあるというわけではありません。毎年月の満ち欠けによって日にちが少しずつ変わるんです

ローイ・クラトンは一般に川の女神に、水に感謝を捧げるために行うのだと言われていますが、起源についてはいろいろな説があります。現在、一般的に言われているのは、スコータイ王朝のプラルアン王の妻であるナーン・ノッパマートが、王に献上するため蓮の形や様々な形をした灯篭を作り出したという説です灯篭は王の指示によって川に流されました。“タオスリチュララック法典”と呼ばれる本の中に、王は「今日から以後、蓮の形の提灯は満月の月光に満たされる11月の良き日に永遠に作られなければならない。」と話したと記されています。
 
クラトンの流し方ですが、普通はろうそく1本、線香3本、それに花を灯篭に立てて川や運河、あるいは池等に流します。その他、コインを入れる人も多いのですが、これは富がもたらされますようにとの願いからです線香とろうそくに火をつけてそれぞれの願い事をした後、クラトンを水に流すわけですが、この時ろうそくの火がいつまでも消えなければ、願い事がかなうと信じられています 
ローイ・クラトンはほとんどの地域で行われていますが、有名な地域といわれているのがチェンマイスコータイ、アユタヤ等です。

私がチェンマイにいた時期がちょうどこの行事だったので参加してみました。一つの川に集まる人の多さにびっくりしましたが、灯篭流しの美しさに圧倒され、タイの行事の中でも1,2位を争うほどの美しさでした大きな川にたくさんのタイ人が集まりみんなで流します。灯篭の上に載せたろうそくがキラキラと輝いてものすごくいい景色でした
また灯篭の他にコムローイといって、熱気球も飛ばします。大きな熱気球も大勢で持ちながら火をつけ願いを込めながらゆっくりと空へ放ちますゆっくりと空へ昇っていきます。川にはキラキラと輝く灯篭が、空にはゆっくりと光るコムローイが見られすごく幻想的な空間です。

また、大学生や友達同士では、爆竹や花火を夜中まで楽しんだりもします。

ここでワンポイント!
この灯篭を好きな人と一緒に流すとその一緒に流した人と来世も一緒にいれるという言い伝えがあるんです!ですので、ローイ・クラトンはタイの若者にとって一大イベントにもなっています
みなさんもぜひ11月の満月の頃にタイに遊びに出かけてみてください