FOREST21~タイの子ども達に学ぶ会~

FOREST21スタッフのブログ☆
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慣れていいこと、悪いこと

2008-03-26 15:09:27 | Weblog
バンコク現地スタッフ伊東みずきです。
こちらバンコクは毎日暑い日が続いております
4月のタイ旧正月「ソンクラーン」に向けて毎日気温上昇中です

今回は私が最近感じたことを反省を含め書きたいと思います。

私たちは生きていく上で、たくさんの物事に「慣れる」必要があります。
新しい職場や環境、人間関係など人は時間と共に慣れていきます。
しかし一方で、「慣れてはいけない」こともあると思います。
それは、人の親切だったり、人の死だったり。

私たちがFOREST21をいままで続けてこられたのも、会員のみなさんや、その他大勢の方々、スタッフの「親切」が連鎖してきたものです。
しかし、私の中で恥ずかしくもFOREST21の活動によくも悪くも「慣れ」、根本にある「たくさんの人々の協力と親切な気持ち」にまで慣れてしまったように思います。
「援助」とは本当に難しいこと。
「援助する側もされる側も慣れていいことと、いけないことがある」
このことを常に頭の隅において活動してきましたが、現地と日本の間にいる私が見えていないものが多々あったように思いました。

今回のへーシーの件で、改めて日本側の気持ち、そして現地側の対応など、
「慣れてはいけないこと」に気づきました。

今回、改めて気づいたことを忘れないようにこれからの活動に生かしていきたいと思います。











最近のこと

2008-03-18 22:49:53 | Weblog
お久しぶりです。
今回は樽見がブログを書かせていただきます。

ここ最近何かとバタバタし、時間が早く過ぎていました。
家でだらだらしたい…と思っていました。

そんな中での、ヘシーの件は自分の中で一度時間が止まりました。

あまりにも早すぎで、信じられませんでした。
初めは、行ったら実はまだ生きてくれているんじゃないかって感じていました。
実感がわかない。早すぎる。信じられない。
そんなもやもやした気持ちでいました。

しかし、ちょうどその日に先生に会いました。
先生の顔を見たら、あぁ、本当に亡くなってしまったのかもしれない…となぜか実感がわきました。

先生は「タイのお葬式では、周りの人は、亡くなった人が人生をまっとうしたとみなすから、日本みたいにしんみりしないんだよ。」と言いました。

へシーは人生をまっとうしたのかな。
じゃあ自分はどうなんだろう。
    
日本にいると死というのもは遠い存在のような気がします。
少なくとも私には遠い存在でした。

ありきたりな言葉だけど、自分の人生ムダにしちゃいけない。
がんばらなきゃ。
そんな気持ちに改めてなりました。

忙しい生活も苦ではなくなります。

明日もがんばろう。



大丈夫かな・・・

2008-03-10 17:03:48 | Weblog
みなさんこんにちは

今月の25日からは2008年春スタディツアーです
私岡野はもうかれこれ何回目の参加になるのでしょう・・・

今回は春という事でひよこホームの子供達も春休みだったかな。もう何年も参加していないのでちょっと記憶が定かでない所が

今回のスタディツアーのメインともなるのはやはり前回稲葉も書いたひよこホームのへシーのお見舞い私達スタッフはへシーが小さい頃から見てきているので今後の様態がものすごく心配です
早く元気になって欲しいと心からそう願いますみなさんの気持ちも一緒に届けますので連絡等などお待ちしています

話は戻りましてスタディツアー
今まで榎本先生は10年以上何人もの人を連れてスタディツアーを行ってきましたそんなスタディツアーも私やタイ現地スタッフ伊東、稲葉とタイ語を専攻してきたスタッフが出てきた事で榎本先生の負担も少しは軽くなった所があるみたいです 
急な連絡だったり、タイ人と話す機会が増えたりなどなど

今回は私も参加させてもらうという事できっと連絡だったり色々と先生をサポートする機会があるのではないかとなと思っていますでも、大学を卒業してもうタイ語に触れないで早1年が経っています果たして今の私にはその大役を務める力があるのだろうか・・・

大丈夫かな・・・

でも、久しぶりのタイスタディツアー子供達に、タイに、友達に癒されに行ってきますそして自分の為にもタイ語を使って先生のサポートになれるよう頑張ってきます

今までに積み重ねてきたもの

2008-03-03 23:03:53 | Weblog
皆さんこんにちは

3月に入り段々と暖かくなってきました。
そろそろ桜が綺麗に咲き始めることでしょう!
稲葉はというと、今月の中旬にはタイに旅立つ為に桜を見ることが出来ません…
日本にいる皆さんは是非是非桜を楽しんでくださいね。

桜を見てるとなんだか心が平和な気持ちになり、世界中の平和を願わずにはいられません。
地球温暖化の影響で桜が見られなくなる日がいつか来るかもしれません。
それまでに日本の桜をひよこホームの子供達に見せてあげたいですね。
ですが実現させるためにはまだまだ道のりが長そうです。

先日、CX系列で山岳民族の子ども達のドキュメンタリー番組が放送されたのをご覧になりましたか。舞台はひよこホームがあるメースアイ郡のとある寄宿学校でした。
寄宿学校で生活をする子供たちはひよこホームの子供達より厳しい経済状況に置かれていました。それを比べるとひよこホームの子ども達はまだいい環境にあるのだなと感じましたが、
榎本先生に伺うと、昔のひよこホームの環境もこの寄宿学校より厳しかったとおっしゃっていました。

バンコクにひよこホームを昔に卒業し今は社会人として働いてる人がいます。
ある時、その人とチャットをしていて以前のひよこホームの話になりました。
その時の会話で『本当にひよこホームの環境は良くなった』と言っていたのを覚えています。
昔は食べる物がほとんど無くいつも水ばかり飲んでいたし、今みたいお弁当なんて持たせてもらえなかったそうです。勉強するためバンコクに上京してからも、お金をほとんど持っていなかったため毎日水を飲んでしのいでたそうです。
そして、
『ひよこホームの環境が良くなったのは、コンイープンのおかげだ。アチャマサのおかげだ。』
『だからコンイープン(日本人)が大好きなんだ。』と言ってくれました。

それからもいつも日本人である私にお礼を言ってくれるのですが、実際私は何もしていません。
日本人なだけで感謝される。
ひよこホームに遊び行くと皆が歓迎してくれる。
こんなに嬉しいことはありません。
多くの方の支援が積み重なって、このような関係が築けているんだと身をもって実感することが出来た次第です。

さて、皆さんの元にはぴよぴよ通信が届いたかと思います。もう読んで頂けたでしょうか。
そして私達事務局の元には、ヘシーを一緒に応援したいとの声が届いています。感謝感謝です!ですが、まだまだたくさんの方のご協力が必要不可欠です。

数日前に部屋の整理をしていたら、ヘシーと一緒に撮ったプリクラが出てきました。そのプリクラはちょうど中学校を卒業したばかりで、看護学校に通う前の物です。これから夢に向かって頑張るぞ!と言わんばかりの笑顔でした。
それを見て、どうしてヘシーなの?と無性にやりきれない思いで一杯になりました。

私達がヘシーにしてあげられる事は少ないですが、ゼロではありません。
私達と一緒にヘシーを応援し下さるようよろしく御願い致します!