先日、 我が家の裏藪に白い小さな花房をつけた見慣れない草をみつけました。
名前が解らないので、 「山野草と雑木を楽しむコミュニティ」というフェイスブック・サイトに投稿して、訪ねてみました。
そして、解った正体が、”ルイヨウショウマ”、 だそうです。
ところがこやつ、 植物図鑑の解説によると・・・
「深山の林のしたにはえる・・・」、 とありました。
なぬ？ ってことは、
ワタイん家は、深山幽谷にあるんかぁ？
はて、 道理でめったに人も訪ねて来ない訳だ・・・・・
ユキザサがかわいい花を開きました。
林下の湿地などに群生するユリ科の多年草です。
花芽を出す前の若芽は食用となり、ビタミン豊富だそうです。
フキノトウ、アイヌネギ、コゴミ、ウド、・・・・・ とつぎつぎ食べ頃を迎えてきた我が家の山菜ですが、
とうとう、おおとりの登場！ ワラビがたくさん。
今週末ともなると、都会のワラビ・ハンターが跋扈して、 根こそぎもっていかれてしまうでしょうから、その前に少量を採取しました。
ストーブの木灰と熱湯であく抜きし、
出汁をかけ、カツ節をかけると、
おいしいおひたしが一丁あがり！
この季節、 しばしばこんな奴らが室内に侵入してきます。
体長２５ｍｍ以上！ 小指の先ほどの大きさがあります。
逆襲におびえながら、 ハエタタキなどで退治するのですが・・・
お仲間が大挙して復讐してこないか、 心配です。
註） 屋外で、 近くに出くわしたら、決して振り払ったり、攻撃してはなりません。 頭をすくめてうずくまり、去ってくれるのを待つだけです。
フキノトウも結実し、タンポポそっくりの実を風に乗せて飛ばします。
ニリンソウが真っ盛り、
若芽のお浸しを山菜として食することがありますが、
同時期、 同じ場所に生える、トリカブトの誤食にはご用心！
こんな風に高く伸びてくれば、一目で区別がつきますが、
芽出しの頃の新芽では、 ほとんど区別がつきません。
暖かな日が続き、サンカヨウの花芽が満開しました。
花が開くと、わずか１～２日で花びらが散り始めますので、この姿は一瞬です。
秋には丸く、青い実をつけ、甘酸っぱい味がするそうです。
でも、この数じゃあ、とうていジャムには足りないね～・・・・・
我が家の裏藪で、”サンカヨウ”がたくさんの花芽をつけました。
野生のサンカヨウは、深山幽谷にしか自生ない、とても珍しい種です。
が、これは栽培種で、隣町の「万年坊主さん（フライの達人にして、ロックガーデン、鳥撮など幅広い趣味をもつナチュラリスト）」が、４年前に自宅で栽培していた株を移植して下さったものです。
最初の１～２年は一つ、二つの花芽しかつけませんでしたが、４年たって、こんなにたくさんつけてくれました。
山の秘水を汲みにいってきました。
4l入りのペットボトルに15本も・・・・
この水、そのまま飲んでもちろん、 お茶、コーヒー、味噌汁、炊飯、その他なにに使っても、とてもおいしく感じられて、病みつきです。
我が家から車で片道一時間半を超える距離ですが、苦労は報われます。