遅ればせながら、節電対策として 我が家で使用している照明器具をできるだけLED照明に切り替えよう、 ということで作戦実行中です。
とはいうものの、 電球だけとっ替えればすむ、 という訳にはいかずに悪戦苦闘しています。
まず、室内照明用としては、”電球色” でなければ失格です。 これはまぁ、ほとんどの製品が対応しているのですが・・・
他の必要処条件を重ねると、 がぜん選択が難しくなったりします。
たとえば、 普通の白熱電球やハロゲン球ですと、調光機能は電球によって可・不可はないのですが、 LEDランプの場合は非対応が多いのです。
既存の配電機構は結構、調光機能を取り入れていますが、ここにうっかり”調光非対応”のLED球をつけたりすると、通電一発で何千円もするLED球が飛んでしまうことがあります・・・ ご用心、ご用心!
家が建てられた時からの作り付け照明には、なにやらヘンテコな器具が多く使われているもんで、これらとの整合も大変! 場合によっては器具の改造が必要です。 例えば、廊下灯に使われていたナトリウム・ランプは、目覚めが悪くて、明るく輝くまで数分もかかる代物で、なんでこんな器具が導入されたのか首をかしげます。 これをLEDに変更するのには、天井裏に埋め込まれた電源と制御回路を除去しなければならず、工事士資格を持つゴロタ石斎藤さんとクロベイさん、友人お二人の一日仕事となりました。
また、100W相当までのLED球は、かなり多く出回っていますが、200W電球が使われている場所があったりして、 こんな場合も悩みの種です。
カタログ仕様だけでは、用途に完全合致する器具を見極めることができるか不安なので、まずはサンプル一個を購入して使ってみる必要もでてきます。
そんなこんなで、 用途に合わなかった ”非適合品” がぞくぞくと溜まってゆきます・・・
あ~ぁ、 LED化は ”省エネ” にはなるかもしれないけれど、 けっして ”省費用” にはなんないね!