M20 散光星雲 (通称:三裂星雲)
四日ぶりに星空が望めたので、初めての対象を狙ってみました。
この星雲は、比較的に大きく明るいのですが、 南方に位置するためワタイん家からはこの季節でも仰角約20度と非常に低く、 余程条件の良い星空でなければ望めません。
昨夜はめったにないチャンスでした。
以下は Wikipedia より転載
星雲が3つの部分に裂けて見えるところから三裂星雲と呼ばれている。 ただし、実際に星雲が3つに分割されているわけではなく、M20の輝いて見える散光星雲の手前に位置する暗黒星雲の姿により、後ろの散光星雲が3つに分割されているように見えている。
M20は北側と南側で性質が異なっており、北側は青い反射星雲、南側は赤い輝線星雲となっている。この内三裂に見えるのは南の赤い輝線星雲側である(写真参照)。また、付近にはM20から生まれたとされるO型の青く若い星が120個ほど存在しており、星団も兼ね備えた構造となっている。O型星からは強烈な放射がガスを吹き飛ばして、その周囲ではもはや新しい星の生成はおこらない。