昨夜は宵の口の一時だけ、星々が望めました。
貴重な時間に連撮した、 M27アレイ星雲を、 ご近所の天文青年”まーぼさん”が
画像処理ソフトで見事にしあげてくれました。
ISO6400 40sec 8枚をコンポジット合成
これまでになく、焦点もバッチリ、 細部構造や星々がはっきり見て取れます。
こういう星雲は「惑星状星雲」と呼ばれ、 超巨大恒星が過去に超新星爆発を起こしたなごりの残骸で、
淡い色の光は爆発で広がっていくガスなんだそうです。
(”恒星状星雲”と書いて、ま~ぼさんに間違いを指摘されてしまいました。 でも、はて、どこが”惑星状”なんだろう?)
また、中心にある青い星は、 巨星の爆発後に残される中心核で、 重力に押しつぶされて物質の分子構造が維持できず、中性子の塊となってしまった超重量の星なんだそうです。
台風26号来襲で、 暴風雨の注意報は聞いていたけれど、
まさか雪がふるとはね~・・・・・
これじゃぁ、外食にも、買い物にも出られない、
さぁ、 どうしましょ?
雪はいつまでも降りやまず、 湿雪が樹木にくっつきます。
雪の重みに耐えかねて、幹直径が20cmもある木が、嫌な音をたてて倒れてきます。
どうなっちゃうんだろ?
時間とともに台風が接近、 雪はますます激しく吹雪模様に・・・・・
轟音をあげて大きな枝が落ち、 ワタイの家の出入り口を塞いじゃいました。
やれやれ、 ついに 『囚われの身』 となっちまった!
台風26号が近づいています。
気象台の予報によれば、「北海道にも接近し、十年に一度の規模の強風になる恐れがあり、最大風速は30m」、だとか・・・
まだ雲は薄く、おぼろ月が望めるほどですが、 どんどん悪化するんでしょうね。
望遠鏡を収めたドーム屋根が吹っ飛びやしないか、心配です。
雲一つないドピーカンの一日でした。
そこでいくつか新顔に挑戦、 上はM2球状星団
お次はNGC7331銀河
つづいて、 M76小アレイ星雲
おしまいは、 NGC7640銀河
宵の内はきれいに見えていた星々ですが、 9時を回るころになるとだんだん霞みはじめ、
やがてあたりは夜露がびっしょりと降り、 撮影は困難になりました。
一夜あけた今日は、朝からどしゃぶりです。
やれやれ・・・・・
「カミシの呑兵衛さん」に誘われて、 襟裳岬までドライブしてきました。
この「黄金道路」を通って・・・
途中、 日高山脈にピラミッドのような小山が見えました。
なんて名前のお山でしょう?
およそ10年ほど前、一人で来たことがあるのですが、 当時にくらべずい分トンネルが増えていました。
これなら寄せ波が強い時ても、通行中に頭上から波しぶきをかぶることも少なくなっているのでしょうね。
「なにもないとこで~す~~~」、と歌にうたわれた「襟裳岬」です。
帰路の道端には野菊が・・・
青い花も、
ちょっと寄り道して「豊似湖」へ、
上空から見下ろすと、ハートの形に見えるとされる小さな湖です。
姿は見えませんが、 ナキウサギがしきりになきかわしていましたね。
行き止まりの車止めから、 たった200mの山道を往復しただけで、ひざはガクガク、
息はハーハー・・・
ダウン寸前でした。