blog of Flying Tangler

皆もすなるぶろぐといふものを、我もしてみむとてするなり

since 27th. Aug. 05'

カタマランの補修

2005-10-12 16:43:27 | おしごと
今シーズン中、ほとんど車のルーフに積んだままあちこちの湖沼に出向き、散々酷使してきたカタマラン・ヨットの船体をルーフから下ろした。
波が高くて舷側を洗うような状況では、かなり水漏れして密封されているはずのハル(船体)内に水が溜まってしまうことも判っているため、水漏れ箇所とおぼしきあたりをエポキシで再塗装する必要がある。

念のためその他の部品も点検してみて驚いた。 二つのハルを繋ぎ合わせ、デッキを乗せマストを立てる二本の『クロスビーム』という重要な構造部品の接着面に隙間ができつつあるではないか!!!

このまま使い続けたら、いずれその内に全部剥がれてクロスビームはバラバラ、ハルもバラバラ、間違いなく沈没だー!!!

さらに調べてみたら、ラダーの底は塗装が剥がれて木部がボロボロになってるし、船底の前部はFRPのガラスクロスがむき出しになってるし、・・・
「三年も持ちゃー、御の字だ!」なんて構えでこさえたんですが、一年余りでこの有様、・・・ さて、どーしたら良かんべぇ?

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
補強 (hiro)
2005-10-13 21:29:14
その節はお世話になりました。感謝です。



カタマラン、やはり知らぬが仏でしたか(笑)

クロスビームは新規製作か5~6mmのステンレス皿木ねじを両面からビシバシ打って補強するのが良いと思いますが如何でしょう?

(エポキシを塗ってねじ込む)

Mykayakもハル底面の一部にクロス目が出てきてます。当初は全く平滑面だったのに。

3層のどれかが不完全なのかなー?とも思うのですがよくわかりません。水流で摩耗するとも思えないし、水分が関係しているのは間違いないか?

返信する
両側からビス止め、・・・ (Flying Tangler)
2005-10-13 21:53:58
一瞬それも考えたのですが、その部分に集中的な力がかかり、反って逆効果となるやもしれません。 接着剥離の原因は、そもそもの接着不良(接着剤の選択、接着条件、木材の痩せ、etc)と、波に揺すられて強い曲げ応力が繰り返し、繰り返し加えられた結果ではないか?、と推定します。 作り直しは面倒なので、このままとりあえず、充填接着剤をなすりこんでごまかすことにします。 えっ?、もち、いつ一気に剥離が進行するかもしれない、危険と背中あわせですよ!、・・なーに、今までだってそうでしたからね、「ピキッ」、とか、「ゴリッ」とかいう異音がする度に、「ゾクゾクッ」としてましたもん! そのスリルがまた応えられないじゃないですか?
返信する

コメントを投稿