blog of Flying Tangler

皆もすなるぶろぐといふものを、我もしてみむとてするなり

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知る人ぞ、  誰も知らない・・・  今のところは

2014-02-28 12:31:59 | グルメ
一番お気に入りの蕎麦屋さんが、昨夏以来、昼営業を止めてしまいました。
 
 
蕎麦依存症のワタイは困り果てて、 都内の『蕎麦食べログ人気店』を片っ端から探索して来ました。
 
 
そんな矢先です、 なんと、我が家からほんの数十歩、 まさしく足元に、蕎麦屋が新規開店しているじゃありませんか!
 
 
歩道脇に、小さなぼんぼりが置いてあるだけなので、毎日脇を通り過ぎているのに、気付かずにいました。
 
 
 
勿論、さっそく入店してみました。
 
 
このお店、まだほとんど知られていないようです。
 
『蕎麦ブロガー』として知られている人たちのブログにも未記載ですし、 『食べログ』記事も見当たりません。
 
店名をググってみても、関連記事がなにも出てこないのです。
 
 
んで、 中身なんですが、
 
 
このお店は間違いなく、 『超高級そば・てんぷら店』、といえるでしょう。
 
しっとりと落ち着いた内装に、ゆったりとしたテーブル配置、 厳選した什器類。  
 
蕎麦打ち職人さん、天ぷら職人さん、見習いさんにお花番さんと、人も十分に揃えています。
 
お蕎麦はもちろん、厳選国産材料を自家製粉・手打ちだそうです。
 
 
なんでも、このビルのオーナーが、かねてから望んでいた、『究極の蕎麦と天ぷらを提供するお店』を目指して、職人さんらをスカウトして実現させたのだとか・・・
 
さもありなん、 この舞台仕掛けでは、どんなに高額な価格設定をしても、とうてい採算が取れるとは思えませんもの。  趣味でしたら、赤字経営覚悟なのでしょう。
 
 
当然のことながら、メニューのお値段はお安くありません。 恐らく、蕎麦店としてはワタイの知る限り、最高価格店に並ぶレベルです。 でも、決して目をむくほどじゃありませんが。
 
 
でも、高めの価格設定は、むしろ良いこととすべきでしょう。
 
このような採算度外視のお店が、専業蕎麦屋と競合する価格帯で営業したりしたら、それらの蕎麦屋さんはたまったものじゃないですよね!
 
 
それに、評判を聞きつけた大勢のお客が列をなすようになってしまったら、 ワタイなんぞ、のんびりと蕎麦前の悦楽に浸っておれないでしょうから。