blog of Flying Tangler

皆もすなるぶろぐといふものを、我もしてみむとてするなり

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感染リスク

2009-10-06 17:43:49 | モノローグ
野暮用があって、一晩だけ帰京してきました。


健康保険証の期限が切れて、新しい保険証の交付を受けねばならなかったのです。


電話でいくら掛け合っても、「登録住所以外への転送はできません!」、というのがお役所のにべもない回答です。


往復航空券の高い費用を払わされて入手した新保険証ですが、実は他に思いもよらぬ”お土産”を受け取る羽目になったのです。


ハプニングは羽田に向かう機内で起こりました。



飛行機が水平飛行に入ってまもなく・・・


ワタイの座席から一席と通路を挟んだ座席の中年男性乗客がいきなり、嘔吐をした後、失神してしまったのです。


CAが何人も取り囲んで、マッサージをしたり、声をかけますが、男性は空ろに目を見開いたまま、ぴくりとも動きません。


(こりゃ、逝っちまったかな?・・・)、と思いましたが、


しばらくするとCAの介抱が利いたのか、ようやく息を吹き返した様子です。



でも、まだぐったりとして、嘔吐も繰り返します。


そんな事で、飛行機は急遽仙台空港に緊急着陸し、乗客は救急搬送されて行きました。


その後再離陸した飛行機は予定より40分ばかり遅れて羽田に到着したのですが、 ワタイとしては不安が一杯です。


あんな発作を起こすなんて、 もしや例の”豚インフル”じゃぁないのでしょうか?


もしそうなら、至近距離に居たワタイら乗客は、とばっちり感染のリスクが一杯です。


後に、航空会社に電話で問い合わせても、


「急病で搬送されたお客様のその後の様子は、把握しておりません。 仮にインフルエンザであったとしても、法廷伝染病ではありませんから追跡調査はいたしません。」、ですと!


危機意識の薄い航空会社だこと! (こんな会社潰れて当然かも)


半年ほど前に、こんなことがあったら、もう大騒ぎになって、ワタイらも”予防拘禁”されちゃったかもしれないのに。 感染が蔓延し、常態化してしまうとこんなもんなんですかねぇ?


ワタイとしては、気が気じゃありません。 もし感染してたら、自分も大変ですし、周りの人々にも迷惑をかけます。


そこで、行きつけの医者に『タミフル』の処方を頼みましたが、


まだ”発症”検査をしても無駄ですから、”保険外処方”と言うことになり、おもいきりふんだくられました。


『健康保険証』を入手するために帰京した結果が、


”保険外料金”のバカ高い薬を買わされる羽目になるなんて。


この上、本当に”豚インフル”に感染してたりしたら、シャレにもなりませんよ。




ところで、お医者に、「ワタイの知り合いの歯医者さんは、海外旅行に出かける際に予防策にと、『タミフル』を服用して行ったそうです。」、と告げると・・・


「とんでもない! そんな間違った使い方をするからタミフル耐性ウイルスが生まれてしまうんだ。 服用は、発熱があってからにしなさい。」、と厳しいお叱りを受けました。


なんでワタイが叱られなきゃならないんだよ~!!!


どう思われます? ねぇ、FFmanさん???