blog of Flying Tangler

皆もすなるぶろぐといふものを、我もしてみむとてするなり

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げに恐ろしきものは、・・・・・

2007-08-26 08:46:30 | 十勝通信
ここ十勝には、まだまだ豊かな自然が残っているといえる反面、我々人間にとっては恐い『自然の脅威』も少なくありません。

地震・洪水などの自然災害以外に、『有害動植物』の脅威も多くあります。


多くの釣り人が恐ろしげに語るのが、まず第一に熊でしょうかね? ここ北海道には「獰猛」とレッテルを貼られてしまった羆が棲息してますし。


しかしながら、羆は人間にとって、それほど危険な存在ではありません。 さる統計によれば、羆に殺された人間の数はこの100年ばかりの間、平均年に一人程だそうです。 


「年に一人」、なんてのは、宝くじの特等当選の数百分の一の確率じゃぁないですか!


もし、貴方がたまたま羆の餌になったとしたら、それはもう、子々孫々にまで語り継ぐべき名誉といえます。


お釈迦さまは、飢えた虎の親子に餌としてわが身を差し出し、徳を称えられたじゃないですか!


我々の近辺には、羆なんぞよりずっと危険な生物がワンさといます。


まず思い浮かぶのが『オオスズメバチ』ですね。 私自身も経験がありますが、親指ほどもデカイ奴が、牙をガチガチ鳴らしながら頭上を威嚇・旋廻してきた時には、  もう生きた心地がしませんでしたっけ。

2度目以降、重ねて刺された時には、「アナフィラキシー・ショック」で命の危険が伴います。


次に恐ろしいのは、目には見えませんが、狐の糞などから感染する寄生虫『エキノコックス』、 こいつに取り付かれると有効な治療法がないうえ、肝臓やら目やら、時には脳まで犯されるといいます。


まだまだありますよ! マダニが媒介するのが、前にも書いた『ライム病』って奴です。


私にとっては『ブユ』が天敵ですし・・・


こういった『敵達』は我々の周囲にわんさかおります。 都会生活にはない、『自然の脅威』ってやつですね。

って考えると、怖くて一歩も外を歩けない、 ますます、『引き篭もり』になっちゃいますよ!




ところで、額をブユに齧られてから4日目を迎えましたが、

おかげさまで、やっと腫れが引きつつあります。

これは紛れもない、万年坊主さんが届けてくださった薬のおかげでしょう。

重ねがさね御礼申し上げます。