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大きな花が垂れるように咲く「ツンベルギア・エレクタ 'フェアリー・ムーン'」(熱帯植物シリーズ 20-28)

2020年11月16日 09時24分35秒 | 

つる性の低木に薄紫の矢筈に似た大きな花が垂れるように咲く「ツンベルギア・エレクタ 'フェアリー・ムーン'」。妖精の月という優雅な名前をもらっている。熱帯西アフリカ原産の木で、属名のツンベルギアはスウェーデンの植物学者カール・ツンベルクによる。

(2020年夏 神代植物公園) 

 

「ツンベルギア・エレクタ 'フェアリー・ムーン'」

ツンベルギアの基本情報
学名:Thunbergia
その他の名前:コダチヤハズカズラ、ヤハズカズラ、ベンガルヤハズカズラ
科名 / 属名:キツネノマゴ科 / ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)

ツンベルギアの仲間は世界の熱帯・亜熱帯に100種類ほど分布し、主に低木やつる性の植物で、花の美しい種類が栽培されています。低木のエレクタ(コダチヤハズカズラ)やつる性のアラタ(ヤハズカズラ)などが鉢物として流通するほか、グランディフロラ(ベンガルヤハズカズラ)なども栽培されます。よく栽培される種類は開花期間が長く、栽培も比較的容易です。

基本データ
園芸分類 熱帯植物
形態 多年草,低木,つる植物 原産地 アジア、アフリカの熱帯~亜熱帯の地域
草丈/樹高 0.5~2m 開花期 5月~10月
花色 白,オレンジ,黄,青,紫 
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,つる性,開花期が長い

ツンベルギア・エレクタ(コダチヤハズカズラ)
Thunbergia erecta
熱帯西アフリカ原産の常緑低木。花色は紫、白色のものがあり、夏ごろに出回る鉢物として一般にも流通している。

 

■熱帯植物シリーズ■

「金盃」(熱帯植物シリーズ 20-01)
「かぐや姫」(熱帯植物シリーズ 20-02)
「白珠丸綴化」(熱帯植物シリーズ 20-03)
「コロカシア・ファラックス」(熱帯植物シリーズ 20-04)
「ペトレア・ヴォルビリス」(熱帯植物シリーズ 20-05)
「コスツス・バルバツス」(熱帯植物シリーズ 20-06)
「サンタンカ」(熱帯植物シリーズ 20-07)
「ナンヨウサクラ」(熱帯植物シリーズ 20-08)
「アリアケカズラ」(熱帯植物シリーズ 20-09)
「ヘリコニア 'カメハメハ'」(熱帯植物シリーズ 20-10)
「メディニラ 火の鳥」(熱帯植物シリーズ 20-11)
「アリストロキア・トリカウダータ」(熱帯植物シリーズ 20-12)
「ブルグマンシア・ベルシコロル」(熱帯植物シリーズ 20-13)
「オオベニゴウカン」(熱帯植物シリーズ 20-14)
「フウリンブッソゲ」(熱帯植物シリーズ 20-15)
「ヤエサンユウカ」(熱帯植物シリーズ 20-16)
「コスツス・イグネウス」(熱帯植物シリーズ 20-17)
「サガリバナ」(熱帯植物シリーズ 20-18)
「コスツス・ルカヌシアヌス」(熱帯植物シリーズ 20-19)
「クレロデンドルム・ウガンデンセ」(熱帯植物シリーズ 20-20)
「マダガスカル・ジャスミン」(熱帯植物シリーズ 20-21)
「クルクマ・アリスマティフォリア」(熱帯植物シリーズ 20-22)
「ニンニクカズラ」(熱帯植物シリーズ 20-23)
「ディコリサンドラ・ティルシフロラ」(熱帯植物シリーズ 20-24)
「パキスタキス」(熱帯植物シリーズ 20-25)
「コエビソウ」(熱帯植物シリーズ 20-26)
「プルメリア・サオ・マンノン」(熱帯植物シリーズ 20-27)



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