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風鈴に似たハイビスカス「フウリンブッソゲ」(熱帯植物シリーズ 20-15)

2020年09月25日 09時43分45秒 | 

風鈴に似たハイビスカス「フウリンブッソゲ」。風鈴仏桑花と書く。学名は「花弁が分かれたハイビスカス」だ。ハイビスカスの一種だが、丸く集まる花容とぶら下がる長い雄しべが風鈴に似ているためにつけられた名前だ。沖縄では普通に庭木として植えられているという。この花が風に揺れているところを想像するとまた沖縄に行きたくなる。

(2020-01 東京都 神代植物公園) 

「フウリンブッソゲ」

植物名 フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)
学名 Hibiscus schizopetalus

英名 fringed hibiscus
科名 アオイ科
属名 フヨウ(ハイビスカス)属
原産地 東アフリカ

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)の特徴
フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は反り返った花びらと長い雄しべが印象的な非耐寒性常緑低木です。和名である風鈴仏桑花(フウリンブッソウゲ)の名前の由来は、その見た目通り、花の形状が風鈴に似ているからというのが由来だと言われています。

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)はハイビスカスの仲間に分類される植物です。一般的に知られているハイビスカスが朝開花して夜には萎れてしまう一日花なのに対して、フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は数日咲きます。

本州以北では冬の寒さに耐えられず枯れてしまうので、庭植えではなく鉢植えでの管理になります。日本国内では宮崎以南で露地植えで冬越し可能です。沖縄県ではこのフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)が公園や民家のお庭に植えられているのをよく見かけます。生垣や庭木にフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)が咲いているのは、南国らしい美しい光景です。

 

■熱帯植物シリーズ■

「金盃」(熱帯植物シリーズ 20-01)
「かぐや姫」(熱帯植物シリーズ 20-02)
「白珠丸綴化」(熱帯植物シリーズ 20-03)
「コロカシア・ファラックス」(熱帯植物シリーズ 20-04)
「ペトレア・ヴォルビリス」(熱帯植物シリーズ 20-05)
「コスツス・バルバツス」(熱帯植物シリーズ 20-06)
「サンタンカ」(熱帯植物シリーズ 20-07)
「ナンヨウサクラ」(熱帯植物シリーズ 20-08)
「アリアケカズラ」(熱帯植物シリーズ 20-09)
「ヘリコニア 'カメハメハ'」(熱帯植物シリーズ 20-10)
「メディニラ 火の鳥」(熱帯植物シリーズ 20-11)
「アリストロキア・トリカウダータ」(熱帯植物シリーズ 20-12)
「ブルグマンシア・ベルシコロル」(熱帯植物シリーズ 20-13)
「オオベニゴウカン」(熱帯植物シリーズ 20-14)



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