野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

ラッパのような長い花が垂れ下がる「ブルグマンシア・ベルシコロル」(熱帯植物シリーズ 20-13)

2020年09月21日 12時35分44秒 | 

ラッパのような長い花が垂れ下がる「ブルグマンシア・ベルシコロル」。エクアドル原産で、高い木の上から多数の花が下がるのは壮観だろう。白からオレンジに色が変わるので「ベルシコロル」という名前をもらっている。英語の名は「天使のトランペット」。なるほど(笑)

(2020-06 東京都 神代植物公園)

 

「ブルグマンシア・ベルシコロル」

ブルグマンシア・ベルシコロルはナス科キダチチョウセンアサガオ属の蔓性常緑低木である。
種小名の読み方は「ウェルシコロル」や「ヴェルシコロル」とするものもある。
原産地は南アメリカのエクアドルである。
英名はエンゼルストランペット(angel's trumpet)である。
これは、キダチチョウセンアサガオ属の総称である。
樹高は4メートルから5メートルくらいである。
葉は大きな楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は10月から11月くらいである。
暖地では周年開花をする。
葉の脇から大形のラッパ状の花を垂れ下げる。
花の長さは30センチから60センチくらいある。
花の色は白から淡いオレンジ色に変わる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
種子や葉には猛毒のアルカロイドが含まれる。
属名の Brugmansia はドイツの博物学者「ブルグマン(S. J. Brugmans)さん」の名からきている。
種小名の versicolor は「種々の色のある」という意味である。
学名:Brugmansia versicolor

 

■熱帯植物シリーズ■

「金盃」(熱帯植物シリーズ 20-01)
「かぐや姫」(熱帯植物シリーズ 20-02)
「白珠丸綴化」(熱帯植物シリーズ 20-03)
「コロカシア・ファラックス」(熱帯植物シリーズ 20-04)
「ペトレア・ヴォルビリス」(熱帯植物シリーズ 20-05)
「コスツス・バルバツス」(熱帯植物シリーズ 20-06)
「サンタンカ」(熱帯植物シリーズ 20-07)
「ナンヨウサクラ」(熱帯植物シリーズ 20-08)
「アリアケカズラ」(熱帯植物シリーズ 20-09)
「ヘリコニア 'カメハメハ'」(熱帯植物シリーズ 20-10)
「メディニラ 火の鳥」(熱帯植物シリーズ 20-11)
「アリストロキア・トリカウダータ」(熱帯植物シリーズ 20-12)

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。