一年中オレンジ色の花を咲かせているという「コスツス・イグネウス」。ブラジル原産の花で、なぜかショウガ科の花だ。体内でインシュリンの生成に役立つ薬草として広まったらしい。
(2020年秋 神代植物公園)
コスツス・イグネウス Costus igneus
ブラジルの北・東部が原産です。地下茎で広がり、茎を叢生して高さ
は60センチほどになります。濃緑色の葉は大きく、裏面は紫色を帯
び、茎に螺旋状につきます。ほとんど一年中、茎の先に直径4センチ
ほどのオレンジ色の花を咲かせます。
ショウガ科ホザキアヤメ属の多年草で、学名は Costus igneus。
英名は Fiery costus。
■熱帯植物シリーズ■
「金盃」(熱帯植物シリーズ 20-01)
「かぐや姫」(熱帯植物シリーズ 20-02)
「白珠丸綴化」(熱帯植物シリーズ 20-03)
「コロカシア・ファラックス」(熱帯植物シリーズ 20-04)
「ペトレア・ヴォルビリス」(熱帯植物シリーズ 20-05)
「コスツス・バルバツス」(熱帯植物シリーズ 20-06)
「サンタンカ」(熱帯植物シリーズ 20-07)
「ナンヨウサクラ」(熱帯植物シリーズ 20-08)
「アリアケカズラ」(熱帯植物シリーズ 20-09)
「ヘリコニア 'カメハメハ'」(熱帯植物シリーズ 20-10)
「メディニラ 火の鳥」(熱帯植物シリーズ 20-11)
「アリストロキア・トリカウダータ」(熱帯植物シリーズ 20-12)
「ブルグマンシア・ベルシコロル」(熱帯植物シリーズ 20-13)
「オオベニゴウカン」(熱帯植物シリーズ 20-14)
「フウリンブッソゲ」(熱帯植物シリーズ 20-15)
「ヤエサンユウカ」(熱帯植物シリーズ 20-16)