野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

オミナエシに似た花のつきかたをする「ツルカノコソウ」(高尾の花 21-36)

2021年04月22日 09時04分09秒 | 

オミナエシに似た花のつきかたをする「ツルカノコソウ」。裏高尾でたくさん咲いていた。ヤマカノコソウとも呼ばれる。地味な花だが、妙に気になる。

(2021年春 裏高尾)

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)
「ショウジョウバカマ」(高尾の花 21-04)
「キクザキイチゲ」(高尾の花 21-05)
「タツタソウ」(高尾の花 21-06)
「キバナセツブンソウ」(高尾の花 21-06)
「ハナネコノメ」(高尾の花 21-07)
「ヨゴレネコノメ」(高尾の花 21-08)
「ムラサキケマン」(高尾の花 21-09)
「アミガサユリ」(高尾の花 21-10)
「ミヤマカタバミ」(高尾の花 21-11)
「タカオスミレ」(高尾の花 21-12)
「ヒトリシズカ」(高尾の花 21-13)
「ナガバノスミレサイシン」(高尾の花 21-14)
「イカリソウ」(高尾の花 21-15)
「セントウソウ」(高尾の花 21-16)
「マルバコンロンソウ」(高尾の花 21-17)
「ニリンソウ」(高尾の花 21-18)
「アマナ」(高尾の花 21-19)
「ヒメリュウキンカ」(高尾の花 21-20)
「ユリワサビ」(高尾の花 21-21)
「キケマン」(高尾の花 21-22)
「ジュウニヒトエ」(高尾の花 21-23)
「トキワイカリソウ」(高尾の花 21-24)
「マルバスミレ」(高尾の花 21-25)
「アカフタチツボスミレ」(高尾の花 21-26)
「ヤブニンジン」(高尾の花 21-27)
「ミミガタテンナンショウ」(高尾の花 21-28)
「クサノオウ」(高尾の花 21-29)
「ヤマエンゴサク」(高尾の花 21-30)
「オドリコソウ」(高尾の花 21-31)
「エイザンスミレ」(高尾の花 21-32)
「ネコノメソウ」(高尾の花 21-33)
「シロヤブケマン」(高尾の花 21-34)
「セリバヒエンソウ」(高尾の花 21-35)

ツルカノコソウ
オミナエシ科

山地の湿り気のある木陰や沢沿いによく咲いている多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
秋に咲くオミナエシとは同じ仲間である。
花を上から見たところが鹿の子(かのこ)絞り(染物の模様)に似ていることと、花が終わった頃に根もとから新しい苗をつけたつるをのばすことから、その名が付けられた。

やわらかな太い茎をまっすぐに立て、その先に小さな白い花をたくさんつける。
咲きはじめの花は淡い紅色をしているが、徐々に白くなっていく。
花びらは5つに裂け、雄しべはあまり出ていない。
葉は羽状に裂けて、ふちに波状の鋸歯(きょし:葉のふちにあるノコギリの歯のようなギザギザ)がある。
春先の葉には切れ込みがないため、別の植物の葉のようである。
花の後は、タンポポの種のように毛のはえた実をつける。

●季節 4月上旬~5月中旬頃
●高さ 約20~40センチ
●場所 1~6号路、稲荷山、蛇滝、裏高尾



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