野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

長い釣り竿が特徴の「ウラシマソウ」(高尾の花 21-44)

2021年04月30日 08時08分38秒 | 

ミミガタテンナンショウに似ているが、長い釣り竿が特徴の「ウラシマソウ」。花に付属した長い部分を釣り竿に見立てるのでも普通でないのに、それを浦島太郎の伝説に結びつけるなんて、尋常ではない想像力だ(笑)。どこか、異様な迫力のある花だ。

(2021年春 南高尾)

 

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)
「ショウジョウバカマ」(高尾の花 21-04)
「キクザキイチゲ」(高尾の花 21-05)
「タツタソウ」(高尾の花 21-06)
「キバナセツブンソウ」(高尾の花 21-06)
「ハナネコノメ」(高尾の花 21-07)
「ヨゴレネコノメ」(高尾の花 21-08)
「ムラサキケマン」(高尾の花 21-09)
「アミガサユリ」(高尾の花 21-10)
「ミヤマカタバミ」(高尾の花 21-11)
「タカオスミレ」(高尾の花 21-12)
「ヒトリシズカ」(高尾の花 21-13)
「ナガバノスミレサイシン」(高尾の花 21-14)
「イカリソウ」(高尾の花 21-15)
「セントウソウ」(高尾の花 21-16)
「マルバコンロンソウ」(高尾の花 21-17)
「ニリンソウ」(高尾の花 21-18)
「アマナ」(高尾の花 21-19)
「ヒメリュウキンカ」(高尾の花 21-20)
「ユリワサビ」(高尾の花 21-21)
「キケマン」(高尾の花 21-22)
「ジュウニヒトエ」(高尾の花 21-23)
「トキワイカリソウ」(高尾の花 21-24)
「マルバスミレ」(高尾の花 21-25)
「アカフタチツボスミレ」(高尾の花 21-26)
「ヤブニンジン」(高尾の花 21-27)
「ミミガタテンナンショウ」(高尾の花 21-28)
「クサノオウ」(高尾の花 21-29)
「ヤマエンゴサク」(高尾の花 21-30)
「オドリコソウ」(高尾の花 21-31)
「エイザンスミレ」(高尾の花 21-32)
「ネコノメソウ」(高尾の花 21-33)
「シロヤブケマン」(高尾の花 21-34)
「セリバヒエンソウ」(高尾の花 21-35)
「ツルカノコソウ」(高尾の花 21-36)
「シラユキゲシ」(高尾の花 21-37)
「エビネ」(高尾の花 21-38)
「クワガタソウ」(高尾の花 21-39)
「ヤマブキソウ」(高尾の花 21-40)
「ウワミズザクラ」(高尾の花 21-41)
「カキドオシ」(高尾の花 21-42)
「クマガイソウ」(高尾の花 21-43)

「ウラシマソウ」
 サトイモ科 Araceae
学名  
Arisaema thunbergii ssp. urashima
分類 テンナンショウ属
開花時期 4-5月
地域 本州 四国東部 九州
植生環境 里 山地
林内
特記  -
一目見て目立つ長い付属帯を釣り竿に見立てて名付けられた植物。
偽茎は葉柄よりも短く、花は葉よりも下で咲く。丈は40-50cm。
葉はふつう1枚で鳥足状、小葉は11-17枚で狭卵形~狭倒卵形、全縁で先がするどく尖ります。
花は舷部や開口部、内部は紫色で白条があり、筒部は淡い紫褐色で紫条が入ります。付属体は上に長く伸びて60cmに達し、弧を描きます。



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