
美ヶ原にほど近い標高1500メートルを目指す。朝晩、いったいどれくらいの気温になるのだろうか。松本市の標高が500メートルだから、その差1000メートル、松本市の予想気温を基準にマイナス5℃は覚悟したほうがいいだろう。5月だというのに氷点下もありうる。
下界でようやく春を迎えているというときに、何を好んでそんな所へいくのだろう。それでも心は燃えている。つくづく因果な道楽だと思う。
先日の本栖湖のキャンプで初火入れは終わったけど、最近としては珍しく購入した大物の新しい道具が活躍してくれそうだ。
写真のランタン――コールマン製ノーススターである。
ガソリンランタンは明るすぎると主張しつつ、ワンマントルしか使ってこなかった(それでもけっこう明るかった)けど、寄る年波には勝てず、さらに明るいランタンを買ってしまった。
今回目指すキャンプ場には、ランタンが生きいきと輝く真の闇が待っているようなのでなおさら期待したい。