「宇宙戦艦ヤマト 2199」② / むらかわみちお / 角川書店(コミックスエース)
4月からの地上波TV放映が決まった2199。
今月12日からの劇場公開第4章で第14話までいくので、初回が第1&2話のSpだとすると
約3ヵ月(実質1クール分)放映し、一度間を空けて(劇場公開が年内で終わるので)来年初頭に
残りだろうか?。
コミック版第2巻は、その第4章の劇場一般公開日に合わせてのリリース。
本編の補完の一方で、撤退時の守の台詞(行動)やワープ時の描写など、別解釈の提示やコミック
ならではの表現方法もあるので本編(BD/劇場)と見比べるととても面白い。
むろん流れ的には本編に準拠しているので、まずはこちらを読んでおいて4月のTV放映に
備えておくというのもよいだろう。
もっとも掲載ペースの都合で大幅に差を付けられており、今回はエンケラドゥスのゆきかぜに
まつわるエピソードまで。
おそらく次巻は冥王星基地攻略戦(メ2号作戦)に費やされると思われるが、エヴァ並み(比べる
のもアレだが…苦笑)とは言わないまでもかなり巻数は重なりそうだ。
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でもって、その本編第4章を観てきた。
第11話で前回の最終話(第10話)の決着が付くも、別の伏線が…というトコ。
細かいものは第4章(11~14話)内でチョコチョコ消化されるが、大きな流れにかかわり
そうなものもあるので、そこら「どうなるんだろう?こうでないかな?ああでないか?」と
考えてしまう。
まあ、視聴者にそう考えさせてしまった時点でブチさんの勝ちだよな。
また、前回で指摘したようにTVシリーズということで約25分ごとの切れ目で軽く脳内
リセットかけると観やすかった。
ちなみに特定ベクトルにおける一番のインパクトシーンはCTスキャンでも大浴場でもなく、
花束少女(笑)。