今日も午前中早川へ行ってきました、
立花学園高等学校釣り部隠居でございます。
どんどん「あおこ(藻)」がひどくなっているのにね。
ところで、今日川からあがって車へ戻ろうと歩いていると、
大きなカマキリとすれ違いました。
ご存知の方も多いと思いますが、
多くのカマキリには「ハリガネムシ」という虫が寄生しており、
寄生しているハリガネムシが外へ出たくなると
カマキリを誘導して川へ向かわせるのだそうです。
寄生虫にコントロールされているのですね、
考えただけでも怖いですよね、
ひょっとしたら私も・・・
だから川へ入りたくなるのか・・・
考えるのやめよ。
でも生物の種族とか進化とかって、
そういうものが細胞に働きかけたりしているのかもしれませんね。
「K」と「大輔}、釣り部顧問はタコばかり釣っていてアユ釣りに行きません。
釣れるかどうか、トラブったらどうしたらいいのか、不安なのでしょう。
いつも2人には
「5分で極楽の入り口に入れる場所を探しなさい」って言います。
ここで言う「極楽の入り口」とはオトリ屋さんで買ったオトリ鮎に
5分で天然アユが突っかけてくる場所を探しなさいってこと。
1時間もオトリ鮎を引っ張りまわしていては、アユ釣りの幸せは遠いです。
でも今日の私は、毎日たくさんの釣り人に鮎が抜かれていることとアオコ(藻)の影響で
「極楽の入り口」まで30分かかってしまい、つ抜けまで4時間でした。
つ抜けというのは釣り用語で、10匹釣ることです。
1つ、2つ、・・・9つ、10 ほらね、つが付かない。だからつ抜け。
「つ」から抜け出すってことなのですね。
2分で極楽の入り口、1時間でつ抜け、そんな釣り場が理想です。
えっ、腕磨けって?そりゃそうですね・・・
放流鮎が多いのですが、何匹か天然遡上の鮎が混ざりました。
背びれの大きさと、
背中のエッジが天然アユの美しさですね。
8月も下旬に入ろうというのに庭の蓮がつぼみを持っています、
極楽のようです。