川音日記 立花学園高校釣り部元顧問のブログ

釣り部顧問を隠居した65Tが、気ままに日々の出来事を綴っております。

年魚、

2015年06月07日 | 釣り部
お久しぶりです、立花学園高校元釣り部顧問です。

アユ釣りが解禁になりましたね、皆さんはもう川へ行きましたか?

実は私65T、すでに2回行ってます。


最近思うことが2つあって、

一つは、以前からお話ししている通り
「アユの友釣りは時別な釣りだなあ」と、つくづく思うこと。
こんなにエキサイティングで面白い釣りは、今まで経験した釣りにはないと思います。
確かに釣りにはそれぞれ先人たちの工夫があって、
その魚をどうやって釣ったら面白く、たくさん釣れるか。よく考えられています。

でもアユ釣りは別格だな。そう思います。


そして二つ目は、アユを釣るにも、「季節感を大事にするとさらに釣趣が増す」ということ。
ご存知のようにアユは1年でその一生を終えます。
アユに取りつかれた釣り人たちは、その一生をつぶさに見ています。
3月、港に稚鮎の群れが入れば眺めに行き、



4月、川を上り始めた鮎を堰堤の脇から「頑張れ!」と応援し、
5月、試し釣りの結果が気になり、

そして解禁を迎え、

釣れた!とか、釣れねえ!とか、今年はいいぞ!とか、鮎が居ねえ!とか、勝手なことを言っています。


今、酒匂川では15~17cmの漁協に放流された鮎と、9~11cmの海産アユが釣れています。

初釣行は友釣りで、午前中4時間で15匹の釣果、湖産の大型も混ざりました。


でも、今朝は釣法を流し毛鉤に変えました。
理由は、海産のチビアユを釣りたくなったのです。

一昨日の増水から、徐々に減水するタイミングに当たったので、
6時から8時で14匹の釣果を得ることができました。



アユが毛鉤で数釣れるのは梅雨時まで、だからこの釣法を楽しもうと思ったんです。

小さい海産アユを毛鉤で釣って、持ち帰って素焼きにして
醤油と酢を1:1で混ぜた汁をくぐらせた「すがけ」にして、頭から全部いただく。
これがこの時期の一番おいしい鮎の食べ方、だと思います。


釣りは季節とともに、


それがアユは1年の中で変化していきます。

すがけ→塩焼き→甘露煮→昆布巻き、ほらね。


今年もアユ釣りの季節が来ました、ワクワクしますね。


では、川でお会いしましょう。
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