せかいのうらがわ

君と巡り合えた事を人はキセキと呼ぶのだろう
それでも僕らのこの恋は「運命」と呼ばせてくれよ

あたまぐるぐる

2010-06-04 21:07:21 | ネタ張
ボタン取れる話書いてボタン取れる会話してたら
服のボタン全部取れた。いっこなくした。

うん…まあいいや…呪われたんだろうきっと。

なんか脳内もいいかんじに呪われてるしな
あうあう。疲れた。ただいま。


メモ
どこにも行かないでここに居て死んで下さい
お前が死ぬのを待っている

初めまして、さようなら
自分に対しての嘘つきと心理学者志望(愛してるの呪い/嫌いの免罪符/不幸な調和)
無感情な被虐趣向者と臆病者の加虐趣向者(透明な恋慕/漆黒の恐怖/幸福な心中)

ネタばっかかく

2010-05-07 22:43:37 | ネタ張
よ!

苦さしか残らない(すき、すき、すき、…うそつき)
やさしいうた(否定しないで嫌わないで/肯定しないし好かないし)
しなないでいきないでころさないで(このままでいて)
きみさえしねば(どうしようもない虚無感の行き場所)
こっちを見ないで(きらわれるならむかんけいのまましなせて)
そこが終わりだとしたら(道のりがどんなに幸福だろうと駆けて行くよ、その末路まで)
欺瞞
私の居ない朝(私が生まれなかった世界では)
そこにあるもの(底に在る者/其処に在る物)
ゆびきりげんまん(はじめからやぶるため)


密やかな絶叫

実はデュラララ!!ってこんな話だと

2010-05-05 04:48:17 | ネタ張
思ってた。
勘違いっぷりがあまりに面白かったから忘れる前に書いとく。
原作を踏まえた上で全巻ネタバレしつつ私の妄想全開だぜ☆

タイトル【デュラララ!!】
 機関銃の音→パラララのリアル版だと思ってた
 まあどっちかっていうとドゥラララだと思うが
 (本当は作者が思わず口走っただけの言葉)

舞台【少し前のどこかアメリカみたいな国】
 …何処だよ。日本でしかも池袋だっつの。

背景【国と戦う人々の物語】
 …本気で意味がわからん。
 帝国ってどこですか。日本ですか。

他【拳銃いっぱい出てくる】
 でねえよ

竜ヶ峰帝人
 存在を知らなかった。
 でもきっと帝国に敵対するゲリラを人知れず作り上げた少年。
 感情の起伏が薄く隠れ家に篭りっきりで指示を出している。

紀田正臣
 存在をryその2。
 でもきっと帝国に敵対するテロリスト集団を作り上げた少年。
 お調子者で明るいが時折見せる影は過去に起因する(笑)

園原杏里
 存在ryその3。
 でもきっと帝国を外から狙う騎士団を指示する戦女神とか。
 大人しくシスターのような振る舞いだが……実は…(笑)

岸谷新羅
 ryその4。
 街郊外の森に住む闇医者。上記三人達によく協力している。
 性格は至って医者らしく、そしてとんでもない変わり者。

セルティ・ストゥルルソン
 知ってた。よくは知らないけど知ってた。でも誰?
 漆黒の服にヘルメットを被っている女性で新羅の同居人。
 口数は少なく筆談が主。鎧を脱がない為首無しと噂される。

平和島静雄
 勘違い要因。 殺 し 屋 だ と 思 っ て た 
 唯一無比の強さを持った無愛想で冷徹な殺し屋(笑)
 少数精鋭で確実に目標を死に追いや……ぶwwwww←
 折原臨也とは犬猿の仲。常に拳銃を所持している(笑)

折原臨也
 妄想力乙。大体合ってた。
 掴みどころの無い性格をした中立的立場の情報屋。
 帝国にもゲリラにも情報を売り場を引っ掻き回す。
 常に折りたたみナイフを所持している。そこそこ強い。

主要人物だけでいいや。おまけ。

ヴァローナ
 静雄の相棒。身のこなしは軽いが口調は堅苦しく歪。
 二人揃って最強の殺し屋と呼ばれry
 常に拳銃をry



 勘 違 い 乙 ! 

嫌い嫌いうるさいメモ

2010-05-01 23:27:12 | ネタ張
飛べない鳥は空の夢を見るか
「嫌われないから嫌って欲しいの」「好かれないから好かれたいんだ」
そこに愛など在ろうものか
「だって君だけだろう。日常的に人に好かれる俺を"特別に"嫌ってくれるのは君だけだ。もちろん俺は俺を嫌う人間を好きになれる程ビョーキじゃない、俺は君が嫌いだよ。けど、やっぱり苦しくなった時頼りたくなるのは、どうしてか一緒に居るだけで苦しい思いをさせてくる君しか居ないんだ」BoySide
「貴方を殺したい。目玉を焼いて綺麗な鼻を叩き折って口に拳を突き入れて肋骨を粉々にして腕を折って足を潰して腹を潰して心臓を抉ってなるべく無残に私の憎しみが晴れるほど苦しめてから殺してやりたい。そうよ私は貴方の事反吐が出るくらい嫌い。殺してその思いを永遠にしたいだけなの」GirlSide


追記
さよならも要らない
貴方を殺した日
甘やかな殺意
穏やかな殺意
柔らかな狂気
差対(さつい)
狂おしき冷笑
死を待つ出会い
君を待つ死別れ(わかれ)
「おまえがしねばいいんだ」

どうでもいい感想

2010-02-08 00:29:26 | ネタ張
そういえばかなり前にテイルズオブグレイセス買ったよ。
ソフィ4、ラムダ3、アスベル2、パスカル・マリク・コーネル1って感じだった。

そして私はシェリアが大嫌いだった。
あの人なんか勘に障るんだ…シャーリィみたい(´д`)

でも学校行って戻ってきて、グレイセスサイト見てたらやっと好きになれた。

一つ言える事は私は一見普通に見える頭の病気な奴人生達観しちゃってるおっさんが好きってことだ。

まさかマリシェリに嵌るとは思わないさ。

あとパスマリかわいい。ていうかパスカルかわいい。
マリクの声優さん攻略本で大きい字で書いてたもんね、パスカルの声優さんに向けて。

付き合いたい(ハート)

…綺麗な字で何を書いているの?


個人的にCPはアスソフィ、ヒュパス、マリシェリがいい。
……リチャアスなんて邪道だ。リチャードどう考えてもアレだけど(笑)

あとアスベルの息子(仮)の服よく見たら蝶々のブローチついてた。
EDイラストからしてシェリアの子供なのかなあ…でもシェリアのとちょっと違う。
何らかの出来事によってアスベルの手に渡ったシェリアのブローチ破損
 →修理後保管されそのまま息子へ が理想

迷子の種っていうのがあの…彼の事なのかそれとも種のことなのかきになる。
個人的には「彼」のことがいいなあ。更生した彼がみんなの星に…感動。
でも滅ぶって言われてましたけどいいのかな…ソロモス超がんばれ的な。



【おこぼれ夢的な妄想話】
ラムダのお世話してたヒューマノイドとか居ればいいのにと思う。
妄想話な上オリキャラが居て適当もいいところなので無視するといいと思う。

眠るラムダが無意識にアスベルの精神領域を侵食
 →危険を察知したソフィがみんなに知らせてくれる
 →シェリア「アスベルが…アスベルが…嫌ぁぁあっ」
 →ヒューバート「兄さんが死ななくて済む方法(ry」
 →マリク「(とりあえず安静にしとけ的なアレ)」
 →パスカル「てかフォドラ行けばいんじゃね」
~そしてフォドラへ~
パスカル「コーネル研究所いこか。もうあのなんか作ろ」
 →動力切れ
 →\(^O^)/
 →そして目覚めるラムダ
 →ラムダ「もういい我が消えれば(ry」
 →そしてぶちぎれるアスベル
 →綺麗なスザク「ふざけるな!俺はお前にふじこふじこ!」
 →ソフィ「おちつけつ」
 →マリク「おちつけつ」
 →パスカル「どんまい」
 →ヒューバート「ふじこふじこ!」
ドキッモンスターだらけのコーネル研究所★ ~スライムも居るよ!~編
 →なんかあの…積み木あったとこ行かね?的な
 →そして積み木
 →ラムダ「これは…」
 →そしてアスベルの脳内を駆け巡るめくるめく追憶
~ヒューマノイドの乱~
 →何誰「…標的確認……排除」
 →突然襲われるシェリア
 →みんなでヒューマノイドが落ち着くまでフルボッコタイム
 →ぐったりするヒューマノイド
 →ソフィ「この子…どうしたんだろう。凄く怒っていた。また起きたら、きっと私達を襲う…」
 →マリク「可哀想だが致し方無い、殺すべき」
 →突然全てを知るアスベルが近付きラムダに訊いてみる
 →アスベル「知り合いじゃね?」
 →ラムダ「まじヤベェってこれ俺の知り合いだって何してたんだって」
パスカル様は最高
 →ソフィのラムダへの記憶を直した装置に突っ込み修理完了
 →何誰「……ラ、ムダ…」
 →ずっと何誰のターン
 →突然目カッと開いてキンキン声
 →何誰「ラムダを返して、ラムダを連れて行かないで!」
 →何誰「ラムダ、コーネル博士、どこ…!?」
ねむい
 →なんかあってラムダはアスベルから離れ何誰の中へ
 →アスベル助かったよわーい
 →HAPPY END

おわり。まじねむい。

ark

2009-12-30 17:46:29 | ネタ張
「禁断の海馬に手を加えて、驕れる無能な神にでもなった心算なの....」

初めて聞いたけどこの台詞のところがとても好きだ。
というかこの台詞自体も好き。


今RPGツクールで一生懸命作ってるゲームに出てくる、
「アーノルド」って奴のことを思い出してみたり。

アーノルドは「神」です。宗教の神。
人の形をした、吸血鬼という種族と同じ術を使う、神です。
妻が居て娘が居て誰かを愛し憎み殺す、感情豊かな神です。
(でも妻は死んでいて娘も死んでいることになっている。
家族の存在を知るのはたった一握りの人間たちだけ)

この世界というか、そこらへん一帯はずっと夜なのです。
だから日の光を取り戻したい人がたくさん居る。
そんな時アーノルドが「俺なら取り戻せる」と言って
あれよあれよという間に神様になったというわけです。

でもアーノルドに日の光を取り戻す力はありません。
でも彼に「は」。死んだ妻と彼の娘にはあります。
まさに「驕れる無能な神」。ちょっと思い出した。

不幸になりたい男と幸福にしたい女

2009-12-27 00:43:07 | ネタ張
愛しい彼女がもう一度だけ俺に会いに来て一言だけ欲しい言葉をくれるのだとしたら。
おそらくそれは「愛してる」でも「好きだった」でも「許すよ」でもないだろう、大体そんな言葉は絶対に欲しくない。吐き気がするような綺麗事はいらないからただ、こう言って欲しい。

「死んでしまえ」

蔑むような瞳で嘲笑いながら、俺を指差して死んでしまえと言って欲しい。例えば最愛の彼女が会いに来てくれるのだとしたら。そうしたら多分死んでくれなんて言葉じゃ足りないから憎しみで研いだ小刀を片手に何度も何度も心臓を突き刺して、満足したら誰か「彼女の愛する人」と幸せにしながら去って欲しい。俺を床に磔にして、俺だけを残して、俺を不幸にして欲しい。そうしたらたまらなく俺は嬉しいだろう。

俺の願い?

「彼女に殉じること」


例えば最愛の彼にもう一度だけ会うことが出来て一言だけ言えるのだとしたら。
おそらくそれは「最低」でも「大嫌い」でも「不幸になれ」でもないだろう、そんな刃のような言葉は絶対に口にしたくない。傷つけてしまうような類の言葉は嫌いだから拙くてもこう言いたい。

「幸せになってね」

心からの願いを込めて最高の笑顔で幸せになってねと言って、それを彼が信じてくれればいい。例えば最愛の彼にもう一度だけ会うことが出来るのだとしたら。そうしたら多分言葉だけじゃ彼は信じないから嫌がられても突き放されてもずっとずっと抱き締めて耳元で何度だって綺麗事を並べ立ててあげようと思う。それで彼が幸せになれて私を必要ないというのなら私は喜んで身を引くだろう。

私の願い?

「彼が幸せであるように」

―――

前者の男は不死身なので刺されても死にませんがそれはつまり、「床に釘や何かで固定されたら永遠に痛いまま死なない挙句動けない」ってことです。意識も失ったりしません。彼女が自分に復讐してくれるのを嬉々として待っています。それ以外は望んでいません。愛してるとか今更言われても信じられません。そんな事はいいから俺を殺して嫌な感情をスッキリさせろと。それは俺のせいなんだろと。そんな感じの奴です。
後者の女は死んでいるので彼に会いに行くことができません。どんなに幸せを願っても届かないのです。なのに彼はどんどん自分を追い詰めて不幸になろう不幸になろうとどんどん深みに落ちていく。本人はそれで(狂気の沙汰ではあるものの)幸せなのですが、彼女にとってそれは幸福ではない。彼女は「彼女が思う幸福の図に彼が当てはまるようになる事」が望みなのであり、「彼が幸福になる事」はそんなに重視していません。

お互いにお互いの気持ちを知ることができなくて、お互いにお互いの認識が間違っている二人の小話。

神の垢し物(おとしもの)

2009-11-29 10:58:03 | ネタ張
朝焼けの静かな朝に、それは突然訪れた。
空を貫く轟音に木々を裂く風の音。一呼吸置いてから、それに酷い硝煙の臭いと銃声が応えた。爆風で吹き飛んだ窓辺から顔を乗り出すと、森の奥の方に僅か白いカーテンのような裾が翻っている。

「…!…!……ッ!!」

悲鳴にも似た叫び声に耐えかねて、思わず窓を乗り越え駆け出す。蔓延った木の根を飛び越え、硝煙の臭いを掻き分けて走る。彼女の声は聞いているだけで胸を引き裂かれ物理的に死んでしまいそうになるような、悲痛で凄まじい否定の音だった。
彼女の言葉は、本当なら人間に届かない。普段は彼女が周りに合わせているだけで、根本が違う為か彼女の言葉はたまに耳を素通りしていく。だから彼女は他者が真似をできない強力な術―例えそれが魔法であろうとなかろうと―を使えるのだし、フォレッタが自ら亡き後彼女こそを魔女にしようと目論んでいたのもそのせいだ。理解されないからこそ孤高であり強力であり、理解されないからこそ脆弱で儚い。荒い息遣いが、細い肩を揺らしていた。

「…っいよ、人間なんか……大っ嫌い、消えてしまえ、!」
「エテ!」

エテの背に付き添う小さく柔らかな羽が、伸ばした手を叩き落した。予想外の出来事に硬直していると、エテが振り向いて笑った。こちらへ鋭く差された指先から一閃、頬へ悶えるような熱い痛みが走る。

「何があったの」
「なにもないわ」

重く圧し掛かる憎悪の目線は、簡単にこの肩を押さえつけ体を潰してしまう気がした。だというのに声色はどこまでも穏やかで、血色のいい唇は綺麗な弧を描く。再度伸ばされた指先で首を掻き切られてしまうのかとつい目を伏せると、エテの雰囲気がひどく不機嫌になったのだけを感じた。
エテの荒々しい息遣いが言葉を発するために止まった瞬間、銃声のような乾いた音が響き渡り、驚きに目を開ける。黒い塊がエテの横脇から襲い掛かり、頬を打ち不意を狙って地面に押さえつけていた。

「ヘンゼルに当たるな、エテ!!」
「うるさい、うるさいッユーリィのくせに!何も知らないくせに!馬鹿!ユーリィのばかあ!!」

パーカーを深く被ったおかげで、ほの明るくなった陽光の下でもユーリィは辛うじて人間の姿を保っていた。泣き叫ぶエテを傷つけないよう、既に変容してきている爪を必死に服へ収め叫ぶ。エテが細工したというパーカーの紐から、まんまるいポンポンが垂れて揺れていた。
はじめはじたばたと抵抗していたエテもしばらくすると大人しくなり、静寂に沈む森には少女の啜り泣きだけが響くようになった。弱々しい泣き声。本来なら慌てふためいているだろうユーリィもこの時ばかりは冷静で、指先でエテの前髪を掻き分けて軽く頭を撫でるだけにしている。

「らしくない罵倒なんかすんな、どうした」
「人間がみんなのことを悪く言った。松明を持っていたから消し飛ばしただけよ、死んでもいいのよ、あんな人間死んでもいいのよ、当然の報いだわ…」

焦点の合わない目が、ユーリィの漆黒の目を捕らえているような気がした。こういうとき、結局よそ者には何もできないのだという事を、思い知らされる。我を無くしたように呟くエテの言葉から事件の片鱗を嗅ぎ取ったらしいユーリィは、ひどく顔を顰めてからエテの上を退いた。力なくしな垂れ地面に投げ出された四肢が、今にも冷たくなってしまいそうな気すら起こさせる。
すすり泣く音は、まだ、止まらない。そっと近付いてしゃがみ込むと、細い両腕に首を捕らえられ抱き締められた。

「…ヘンゼル、ごめんね」
「いいよ」
「ごめんなさい…」

耳元に、震えた声が響いた。赤子にするように抱き上げて背を叩くとそのうち嗚咽は消えて、擦り付けられた涙で冷たくなった肩口は彼女の体温で生暖かい温度になりつつある。

「エテ。"みんな"の中にヘンゼルは居るのか?」

突然、こちらをぼうっと眺めていたユーリィが、エテの土に汚れた背を刺すように睨みながら真剣な口調で言った。エテはびくりと肩を揺らすと、恐怖に引きつったような顔でユーリィを振り返る。青ざめた頬に、また一筋新しい涙が伝った。
みんな、とは誰のことだろうか。みんな。エテはよく"みんな"が好きだと花が綻ぶように笑ってみせる、その中に、自分が?考えたこともない事を、ユーリィは突如として言い出す。エテが震える唇を開いた。

「…うそよ。居るわ」
「ならいいけどな。…ヘンゼルも、自分が"誰なのか"をよく考えて行動しろよ。俺たちが"誰"なのかも忘れちゃいけない」

そう言って立ち上がったはずのユーリィは徐々に縮んでいき、大きな黒い犬になると屋敷の方へかけていった。後姿を尻目に眺めていると、逆立っていたエテの羽がすこしだけなめらかになるのを感じる。
胸元を握るエテの手が微かに震えていたことに気付かないふりをして華奢な肩を抱きすくめると、彼女はまた人には理解できない言葉で何かを言って、それからすこし、憎んだような顔をした。

―――
(神の垢し物)

エテは言ってしまえば"いらない子"なのです。
"作者"(私に非ず)にとってもこの世界にとっても。
だから、神様の落し物=天使。垢=いらないもの。
このへんからヘンゼルとエテが辿るのは茨道です。

エテの人間嫌いはそもそも物心ついた頃からずっと。
それも全てイヴェールや"みんな"を守りたいがため、
そして"作者"の負の感情を吐き出すためだけの存在。
肥溜めのようなゴミ箱のような、可愛い顔した悪魔。

彼女にとって"人間"とは、"作者"にとっての嘘つき。
"作者"は嘘つきが大嫌いな人です。はてさて誰なのか。

でくとちび。

2009-11-13 22:04:40 | ネタ張
っていうの書きたい。

おっきくて肝の小さい男の子と、
ちっちゃくて態度でかい女の子。

和むくね?晩年一番後ろ&一番前とか。
そういう俺が晩年一番前だけど(爆笑)
まじであれ辛いwwwまじ鬱wwww


でね。
陽だまりで揺れるたんぽぽみたいな恋が書きたい。

さっきまでは、指先を零れ落ちていく記憶を書き留めるのに必死だったけれど、そうじゃないことに気付いた。
書き留めても記憶は元に戻らないし、わたしの大好きな人がまたこの場所に戻ってきてくれるわけじゃない。
そんなことをしても辛いのは自分で、自分を苦しめるだけの拷問のようなものでしかないんだって、やっと気付けた。

だからわたしはたんぽぽを書きたい。
陽だまりで枯れそうな花よりも、これから沢山の種をつけるたんぽぽを書きたい。

綺麗な花束は枯れてしまうけど、地に咲くたんぽぽはずっとそこにあるから。
わたしが幸せな物語を書きたい。わたしが笑っていられる物語を書きたい。
そうしたらいつか、大好きな人に読んでもらいたい。
わたしは貴方が好きだったんだよって、今でも大好きなんだよって言いたい。
少しでも引き止めることができなかったわたしの代わりに、たんぽぽが貴方の目に留まればいいと思う。

いつか、いつか、あの電話番号が使えなくなってしまう前に。
わたしがたんぽぽを書き上げて、それを皆が読んでくれたなら。
最後に、貴方へ電話をしようと思う。

「久しぶり、綺麗なたんぽぽが咲いたの。見てほしいな」



…あー忘れたと思ったのに泣きそう。
この綺麗な記憶は消えるまでわたしのものだ。誰にもやらん。

「忘れない傷跡」は、趣味が九割の話なんだけど、本当は大好きな人から貰ったものなら、何だって大事なものなんだって言いたかった。
例えもう会えなくなって、甘い恋心が傷跡に変わっても、それすらきっと甘くて少し痛くて、針のような飴玉なんだって言いたかった。

いつか新しい恋をして、笑ってその事を話せるようになったとしても、甘い傷跡は残ったままきっと忘れないし、忘れたいようなものじゃない。
苦しくて死んでしまいたくなることもあるけれど、紫陽花が枯れてしまうまでは、わたしは生きて、たんぽぽを書きたい。
あの人が二年前に助けてくれた命を無駄にしないで、目が霞んで指が動かなくなるまで、ずっとずっとたんぽぽを書いていたい。

その力もないし、漠然としているけれど、どうしても書きたくてたまらない。

焦がれるような恋をして、確かにあの人を愛していたことを伝えたい。
忘れてしまいそうになる弱いわたしに。忘れてしまう未来のわたしに。
恋をしている人と、恋をしていた人と、恋を知らない人と、恋をしたい人に。

あの人に恋をして舞い上がっていた、わたしに。
あの人のおかげで明るくなった、わたしに。
あの人が居ない間、寂しがっていたわたしに。

そして、泣き叫んで別れを嘆いていた、わたしに。

わたしだけのたんぽぽを書いて、それから本の表紙を閉じてしまいたい。
もう二度と悲しくならないように、本棚の奥の奥の方へしまいたい。
また別の人を愛して、結婚したりしたら、漸く開いて、また泣きたい。

今はそんな夢をみている。