せかいのうらがわ

君と巡り合えた事を人はキセキと呼ぶのだろう
それでも僕らのこの恋は「運命」と呼ばせてくれよ

ark

2009-12-30 17:46:29 | ネタ張
「禁断の海馬に手を加えて、驕れる無能な神にでもなった心算なの....」

初めて聞いたけどこの台詞のところがとても好きだ。
というかこの台詞自体も好き。


今RPGツクールで一生懸命作ってるゲームに出てくる、
「アーノルド」って奴のことを思い出してみたり。

アーノルドは「神」です。宗教の神。
人の形をした、吸血鬼という種族と同じ術を使う、神です。
妻が居て娘が居て誰かを愛し憎み殺す、感情豊かな神です。
(でも妻は死んでいて娘も死んでいることになっている。
家族の存在を知るのはたった一握りの人間たちだけ)

この世界というか、そこらへん一帯はずっと夜なのです。
だから日の光を取り戻したい人がたくさん居る。
そんな時アーノルドが「俺なら取り戻せる」と言って
あれよあれよという間に神様になったというわけです。

でもアーノルドに日の光を取り戻す力はありません。
でも彼に「は」。死んだ妻と彼の娘にはあります。
まさに「驕れる無能な神」。ちょっと思い出した。