2022年6月に「脱炭素社会の実現に
資するための建築物のエネルギー
消費性能の向上に関する法律等の
一部を改正する法律」が制定され、
それに伴い、建築基準法も改正されます。
実際に施行されるのが、
2025年4月からの予定です。
これまで審査の不要だった
木造2階建住宅や平屋建て
(建築面積200㎡以上)においても、
構造規定や省エネ基準の適合性が
審査されることになります。
また、屋根や外壁、階段や間取り
などの構造や外観に関わる部分を
半分以上変更する大規模改修
(リフォーム・リノベーション)
でも確認申請が必要になる点も
ポイントです。
この改正点の目的は、省エネ基準の
適合建築物増加促進だけではありません。
太陽光発電などの省エネ設備を
設置することで建物の重量化は
避けられないため、より構造安全性
の基準をチェックするためでもあります。
今までの壁量計算ではNGになる
ケースが出て参りますよ、