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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第899回】「いい家」は市場で有利に働く。

『何年もの間、放置してきたが、

空き家対策特別措置法が施行された今、

このままでは固定資産税が6倍に

なってしまう...』


山梨では、こんな会話をちょくちょく

耳にすることが多くなりました。

住み継ぐ文化がなかった経緯が残した

産物は、誰も得しない現実となりました^^;


社団法人不動産流通経営協会の調査

では2009年には自己所有での新築住宅

着工戸数(45万戸)を、中古住宅

流通量(46万戸)が上回っています。


新築よりも割安に、リノベーションに

よって、自分達の世代のライフスタイル

に合った家を手に入れる事が出来るという

のが人気の理由です。

しかし、世界の住宅流通先進国と比べると

日本の中古住宅流通量には大きな差が

あります。その原因の一つが以前にも

ご紹介した日本の住宅の平均耐用年数の

短さです。

アメリカの44年、イギリスの75年に

対して、日本の住宅の耐用年数は平均26年

です。それだけ、これまでの日本の家は

長期間にわたって価値を維持出来ない家が

多かったという冒頭の話ですね ^^;


中古住宅を借りたり、購入したいと思っても、

それだけの価値を感じる家の絶対数自体

が少ないという状況がありました。

需要があるのに供給が少ない...

この状況は、投資の視点で家を考えるという

点においてもプラスです^^

つまり、長寿命で省メンテナンス、

低ランニングコストで可変性のある「いい家」

は売買するにも賃貸するにも市場で

有利に働くと言う事です。

続きは次回。。
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