空き家対策特別措置法が施行された今、
このままでは固定資産税が6倍に
なってしまう...』
山梨では、こんな会話をちょくちょく
耳にすることが多くなりました。
住み継ぐ文化がなかった経緯が残した
産物は、誰も得しない現実となりました^^;
社団法人不動産流通経営協会の調査
では2009年には自己所有での新築住宅
着工戸数(45万戸)を、中古住宅
流通量(46万戸)が上回っています。
新築よりも割安に、リノベーションに
よって、自分達の世代のライフスタイル
に合った家を手に入れる事が出来るという
のが人気の理由です。
しかし、世界の住宅流通先進国と比べると
日本の中古住宅流通量には大きな差が
あります。その原因の一つが以前にも
ご紹介した日本の住宅の平均耐用年数の
短さです。
アメリカの44年、イギリスの75年に
対して、日本の住宅の耐用年数は平均26年
です。それだけ、これまでの日本の家は
長期間にわたって価値を維持出来ない家が
多かったという冒頭の話ですね ^^;
中古住宅を借りたり、購入したいと思っても、
それだけの価値を感じる家の絶対数自体
が少ないという状況がありました。
需要があるのに供給が少ない...
この状況は、投資の視点で家を考えるという
点においてもプラスです^^
つまり、長寿命で省メンテナンス、
低ランニングコストで可変性のある「いい家」
は売買するにも賃貸するにも市場で
有利に働くと言う事です。
続きは次回。。
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