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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第783回】勝ち負けの基準

例えば、勝ち負けを判定する基準として

大切そうなものを考えてみましょう!


1.利益

2.シェア

3.成長

4.顧客満足

5.従業員満足

6.社会貢献

7.株価


人によっては全て大切だ!という人も

いらっしゃるかもしれませんが...

あえて、優先順位をつけるなら、この

うちのどれか?


答えは、1.の利益です。

もう少し詳しくいうと、

『長期に渡って持続可能な利益』です。

これはいたってシンプルな話です。

利益が持続的に生みだされていれば

他の大切な事は大体何とかなる、

若しくは利益を追求する過程で既に

なんとかなっている。というものです。


こう書くと、『ゼニ儲けがすべてだ』

と聞こえそうですが、そういう話とは

まったく別物です。


会社によって、様々考え方はあるかと

思いますが、例えば我が社では、大勝を考えて

おりません!

適切なお客様に適切な物を、適切な方法で

持続的に適正利益をもってお分けする。

ここが大事です。

シェアを大きくしようとか、会社規模を

成長させようと思えば、『極端に攻撃的な

低価格戦略』をとればよいだけの話ですから...


しかし、この低価格戦略の問題は利益が

出ないどころか、そのうち会社が潰れて

しまうという事です。

勿論一時的に利益を犠牲にしてシェアを

追求するという考え方もありますが、

その場合であっても将来期待できる利益を

得る手段としてのシェアの追求である事に

変わりはありません。


そして、良くいう顧客満足^^

私もとっても大事だと思っております。

顧客満足とは何でしょうか?

字のごとく、お客様が満足した結果

次に仕事が繋がっているか?

という事だと思うのです。

つまり、『顧客満足の総和』を計る指標

であれば、相当に正直な物差しが一つあります。

『利益』です。


ですから、顧客満足と利益とは実質的に同じ

物をさしているのであり、表裏一体の考え方

だと思うのです。


従業員満足や社会貢献についてもそのまま

成り立ちます。優秀な人材を確保する意味でも

長期持続できる、やりがいのあるコンセプトを

掲げている会社はとても魅力的です。

その会社の掲げているレシピをどう厨房で調理

するのか、ここがやりがいであり、面白い仕事が

出来るという源泉になります。

つまり、利益がしっかりと出ている会社であれば

従業員に挑戦的な仕事を与える機会も増えるで

しょうし、個人の成長に配慮した様々な手立ても

積極的に出来ます。

今後残っていく会社は...

雇用を守る⇒会社が人を守るのではなく、

人が会社を守る⇒優秀な人材が絶えずその会社を

守り抜くという世界観です。


皆様の会社(支店)は適正な利益が出ておりますか?
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