ケルン2:
天の御父の御心を知る
イエス・キリストは御父の御心を知ろうと努められました。バプテスマを受けた後,「イエスは御霊によって荒れ野に導かれた。神とともにいるためである。
そして,四十日四十夜,断食をし,神と親しく交わられた。その後,空腹になられ,悪魔からの誘惑を受けられた。」(ジョセフ・スミス訳マタイ4:1-2〔1 節は『聖 句ガイド』内,2 節は英文から和訳〕;強調付加)。
イエスはなぜ,神と親しく交わろうと荒れ野に行かれたのでしょうか。妥当な解釈として,イエスがそうされたのは御父の御心を学ぶためであり,それによって神が御自分に何を望んでおられるかがはっきりと分かるからだと考えられます。同様に,わたしたちにとっても,自分
に対する神の御心を学ぶことはケルンになります。もし自分に対する神の御心を知らなければ,わたしたちはワタスゲの中に迷い込んでしまうでしょう。
自分に対する神の御心は,聖文,生ける預言者の言葉,聖霊のささやきを通して学ぶことができます。でも同時に,イエスがされたように,祈りによって神と親しく交わりたいと願う必要があります。自分と神のほんとうの関係,すなわち神はわたしたちの御父であられ,わたしたちは神の子供であるということを知ると,祈りが自然なものになります(マタイ 7:7-11 参照)。この関係を忘れると,祈りが困難になってきます。
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(このお話は、末日聖徒イエス・キリスト教会機関誌リアホナ2023年2月号から、ご紹介しました。)続きます。
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マタイ7:7求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。
7:8すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。
7:9あなたがたのうちで、自分の子がパンを求めるのに、石を与える者があろうか。
7:10魚を求めるのに、へびを与える者があろうか。
7:11このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天にいますあなたがたの父はなおさら、求めてくる者に良いものを下さらないことがあろうか。
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祈りの方法
①天のお父様
②・・・を感謝します。
③・・・をお願いします。
④イエス・キリストの御名(みな)
によって、お祈りします。
⑤アーメン。