歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

これからは騙されない、王道を行くのみ

2018-05-13 13:48:03 | 産経ニュースから記事を拾う

 

        

  

 産経ニュース・平成30年5月13日付より抜粋

  きょうは母の日です。地球上の人類はすべて母親から生まれました。自然界の摂理とはいえ、その持っている意味は、改めて感じられる日があって当然でしょう。母の日の中でもその持つ母性に対しては、次世代を生み出す人類にとって一番必要としているものではないでしょうか。

   

  話は脱線しますが今日の産経抄にちょっとした感動する読み物がありました。ついでにそれを載せておきます。

【産経抄】     5月13日

 

   誰の手も借りることなく2本の足で立った人はいない。「だけど…大きくなると、この体の中に、母の乳がながれて赤くなっていることは忘れてしまっていますからね」。吉川英治の小説にあったセリフを思い出す。

  ▼身過ぎ世過ぎのすべは自分で身につけたものだから-と、すねをかじるだけかじった時代の記憶など、都合良く忘れ去っている。小欄は猛省が必要な忘恩組の一人らしい。きょう13日は「母の日」である。そう聞いて日頃の無沙汰に肩をすくめたご同輩も多かろう。

  ▼福井県坂井市などが昨年度に公募し、入選作を集めて出版した『日本一短い手紙「母へ」』(中央経済社)の1通に「ママすきじゃない。だーいすき」とあった。4歳の女の子が母に宛てた手紙という。「すき」の2文字に収まらない母への思いがほろりとさせる。

  ▼無垢(むく)な心情の発露は子供だけの特権でもないらしい。「私がお母さんに一番可愛(かわい)がられたと思っていた。だけど弟も妹も同じことを言うんだよ」。こうつづったのは74歳の男性である。照れや恥じらいを捨て、体内を巡る「母の乳」の温度を確かめてみるのもいい。

   

  ▼時節柄、思い浮かべるのは拉致被害者の家族である。さらわれた人がいて、涙に暮れた母がいる。長女、めぐみさんの帰りを待つ横田早紀江さんにとってはつらい季節だろう。「お母さんは本当に強いですね」。講演で各地を訪れる度、こう声をかけられるという。

  ▼「私はもう…さんざん、泣いてきたから、最近は涙も出ません」。先日まで小紙に連載された『私の拉致取材 40年目の検証』に、痛々しい言葉があった。母と娘を隔てる歳月に一日も早い終止符をと心から願う。同じ国民として、忘れてはならない「母」がここにも一人いる。

 

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  安倍降ろしだけが仕事だとしか思えない日本のメディアは、拉致問題にはあまり触れません。口角泡を飛ばしてセクハラだの女性の人権だと騒ぐ野党女代議士も、北朝鮮や韓国に対する非難はまずありません。人権問題どころか犯罪行為に対して、卑怯にも沈黙を守っています。

   

  さて今日の本題に入っていきます。朝鮮半島は全く訳の分からない国です。昭和25年には朝鮮戦争を始め、200万近い犠牲者を出したかと思うと、北の独裁者が、人民の飢えなど顧みず核開発をし始めて、その都度其れを止めさせようとする国からやめる代わりの大きな代償を分捕ってしかもやめるどころか又始める、時間稼ぎの騙しをしてきました。

  それが、アメリカにトランプ大統領が生まれ、頼みの日本には超強硬派の安倍首相が居座る、最悪の北朝鮮にとっての条件下に置かれました。最初はお互いに恫喝合戦を繰り返していましたが、アメリカは超強硬派の人物をそろえ、やる気満々の姿勢を示しました。

   

  強気の外交が出来るのもバックに巨大な軍事力があるからで、軍事力を持たない方が平和だなんて寝言を言っている日本の知識人達はどうしちゃったんでしょう。

 

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   5月12日の産経新聞一面トップ記事は、今回の米朝会談の、やらなければならない必須条件が書かれていますが、朝鮮半島や日本のメディアはまた今まで通りの北朝鮮に騙されたという形に期待しているみたいです。

  【米朝首脳会談6・12シンガポール】【米政権幻想抱かぬ】【ボルトン氏非核化予断なし】と出ていますがその内容が非常に厳しい、さすがポンぺオ氏ボルトン氏を配したのはこのためだったのです。ボルトン氏はリビア方式を、制裁解除前に必ず行うでしょう。

核放棄「リビア方式で」 対北朝鮮で米大統領補佐官 :日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30016250R00C1...

   記事をじっくり読み込みますと、これを真面目に読めば読むほどアメリカの覚悟が伝えあってきます。あのアメリカが手玉に取られていたのですから。

   記事から・・・ペンス氏はまた「朝鮮半島の完全非核化と言う世界が過去四半世紀間にわたって成し遂げられなかった目標の実現に、トランプ氏が真剣であることを金氏はようやく理解したようだ」と指摘した。

   

   一方ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は米誌米紙ワシントンポスト(10付)に寄稿し米朝首脳会談に関し、「トランプ政権内では誰も一切の幻想を抱いていない」と指摘し、北朝鮮が簡単に核放棄に応じるとは見ていないことを示唆した。

   ボルトン氏はその上で「一つ確かなのは大統領は常に『米国第一』を掲げていく事だとし、北朝鮮への核放棄要求で妥協することはないとの立場を強く打ち出した。

    

   米国は北朝鮮に「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」を求め、完全な非核化が完了した後に制裁を解除するという「リビア方式」を主張、一方、北朝鮮は段階的な非核化とともに平和体制に向けた同時並行的な処置をとるよう要求、会談では、双方の溝をどう埋めるかが注目される。との記事です。

   まだ朝鮮半島全体が甘ったれた考えを持っている事実として、次の記事を載せてみます。息を吐くように嘘を吐くと言われる約束など平気で破る、これらの国に甘い顔は出来ません。日本も今までどうにかしてたのです。

      

   韓国船、北瀬取りに関与か 南北会談直後に発生、日本政府が調査要求

   韓国船籍のタンカーが今月、国連安全保障理事会の制裁決議に反して北朝鮮籍船舶が洋上で別船舶に横付けして物資を移し替える「瀬取り」に東シナ海で関与した疑いがあるとして、

日本政府が韓国政府に対し情報を提供し、事実関係を調査するよう求めたことが12日、政府関係者への取材で分かった。現場の状況から未遂に終わった可能性があるという。韓国籍船舶が瀬取り行為に関与した疑いが明らかになるのは初めて。

   

   政府関係者によると、海上自衛隊艦艇が5月上旬、東シナ海の公海上で韓国船籍タンカーが北朝鮮船籍タンカーに接近しているところを確認。ただ、大量の積み荷を移し替えたことに伴う重量の減少で船体が浮き、水面下の喫水が浅くなるといった変化が韓国船籍タンカーには確認されなかった。 

政府関係者は、何らかの理由で実行に移されなかった可能性があるとの見方を示した。

 韓国船籍タンカーはその後、韓国国内に帰港したとみられる。日本政府から情報提供を受けた韓国政府が調査に乗り出しているが、韓国船籍タンカーの関係者は瀬取り行為を否定しているとされる。

これまでに韓国政府から正式な調査結果の報告は届いていない。韓国船籍タンカーは過去にも海上で不審な動きをしていたとの情報もあるという。

 

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  【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】見せ物だった南北首脳会談 「韓国は米制裁の対象に」と米専門…

 

   とにかく油断のならない民族です。何度日本は戦後苦汁を嘗めさえられてきたでしょう。やっと日米両国に頼もしいリーダーが現れ、完全と真正面から戦いを挑んでいます。しかも正々堂々と悪は許さないという頼もしい戦い方です。

   

   とにかく騙されないように。騙すことには長い歴史にもまれた独特の民族性です。そのおかげで現在存在するのですからそれも一つの、国を存立させる大事な条件ですが、騙される側はたまっモノではありません。未だに日本と朝鮮半島には二度と関わりたくない気持ちでいっぱいです。

     

 


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