「舛添要一」問題 謝罪もしない強弁に批判の声はあれど誰からも擁護の声は出てこない!強弁しても通らない!他者に厳しいなら自己にも厳しくしろ!【下村博文×渡辺周×片山善博×平井文夫】
東京都知事・舛添要一氏の周辺があわただしくなりました。自分を大物と勘違いして、まるで外務大臣気取りで、方々に外遊し。その贅沢三昧な、不必要に傲慢な態度に、日本国国民は不信感を抱いていましたが、メディアはそれらのことには黙殺をしていました。
新宿区の商業高校跡地を、朝鮮学校に貸し出すことを勝手に決めて、無理やりそれを押し通そうとして、国民の怒りがどれほど高まろうと、メディアはスルーしていました。雑誌「文芸春秋」が、湯河原の別荘に毎週公用車を使っているというスクープ記事を載せたとたん、メディアも無視できなくなりました。
初めからこの舛添都知事には胡散臭さを感じていましたが、此処まで分かり易い、常識はずれの数々の好き勝手の行動をするとは、想像していませんでした。非常に分かり易い違反の数々は、一種の犯罪なのですが、それも権力で押し通そうとしたバカだったのでしょうか。
12日の夜は8時からBSフジテレビ・プライムニュースで「緊急出演!舛添都知事出張費・政治資金問題」とあり、録画して13日に見ましたが。かなり司会者の突っ込んだ質問に対しても、現在調査中ですべてを押し切りました。
13日の午後2時からは都庁での定例会議で、報道陣に対しての公開答弁をするとし、今現在昨日の夜8時に、調査中だとしたものが、誰がまとめた報告なのか、間違って自分の食事代も含まれていて、その分は返済するなどと、返せばいいだろうという、開き直って弁明しています。
要するに、この会見から見えてくることは。なんとも情けない、せこい、みみっちい、日本人離れした見境のない恥知らずなもので、名前の記入しない領収書を、全部かき集めて、宛名を政治団体とし、公金で支払うという。もはやこれも犯罪としか思えません。
今までは、何を言われても法律的には間違っていない、合法だと言い切っていましたが、まずそれが崩されました。後は辞任だけですが、この男は何とも強かな、権力志向の強い男で、何が何でも権力にしがみつくでしょう。
しかし、それもどうやら雲行きが怪しくなりました。週刊誌の記事からだというのが情けないですが、ネットもますます拍車をかけて攻撃してくるでしょう。今までどこから舛添を追い込むか悩んでいましたが、良い切掛けを作ってもらいました。
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(ネット版産経ニュースより掲載)
舛添知事批判が続々!元妻・片山さつき氏「公私混同の極み」尾木ママ「クビですね」
自民党所属の参院議員、片山さつき氏(57)が12日、フジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜後1・45)にVTRで出演。「政治とカネ」の疑惑が浮上した元夫である東京都の舛添要一知事(67)について、「『公私混同』の極み」と批判した。(サンケイスポーツ)
舛添氏については、家族との旅行費を「会議費」として政治資金収支報告書に記載していた疑いがあると「週刊文春」が報じた。片山氏がインタビューに応じたのは11日夜で、舛添氏の記事が掲載された同誌を手にしながら「セコい、小さい、哀しい」とバッサリ。さらに、「結婚して28年ですが片鱗(へんりん)としてはセコいな、細かいところは全然変わってないな、という感想は持ちましたけどね」と結婚当時から舛添氏の性格が変わっていないことを明かした。
その上で「これはルール違反で、公というものに対する意識が全く欠けている」と政治家としての意識の低さを指摘。「『公私混同』の極み」と私見を述べた。
片山氏は1986年、当時東京大学助教授を務めていた舛添氏と見合い結婚も、3年後に離婚している。
また、コメンテーターとして出演している“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(69)も、舛添氏を一刀両断。「個人的には舛添さんは評価していた」と話し、政治的な力量については評価していたとするも「今回の件はあまりにもひどすぎる、みみっちいな」とバッサリ。さらには「今までの発言から考えて、これはクビですね」とし、「土下座して済む問題じゃない、辞職だろう」と厳しい見解を口にした。
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記者会見みました。実に見苦しい政治家としての末期症状的な、切羽詰まった言い訳に終始しましたが、それが却って疑いを濃くしました。本人もこの会見が終わってやれやれ一安心とはいかないでしょう。これから暫くは、断崖絶壁の崖ふちに立たされたような心境でしょう。
東京地検の特捜部が動き出したという噂も聞きましたが、放置して許していたら日本の国自身の政治体制が世界から疑われますし、虚偽を許す体質は日本の最も嫌うところです。
やっと、無視していたメディアは、またもや、田中角栄のロッキード事件と同様、こんなことは知っていたとは言えないでしょう。分かっていてある種の圧力によって報道できなかったことも追々分かってくるでしょう。
辞任に追い込むために、目が離せなくなりました。こんなに悪いということがはっきりと分かる政治家も珍しいくらいです。