神宮外苑いちょう並木近く「おおした鍼灸院」のブログです

2004年神宮外苑いちょう並木近くに開院。痛みの無い浅刺接触の経絡鍼灸治療院です。

頚動脈三角と後頚三角の処理について2

2011年08月18日 | 東洋医学、東洋思想

前回の続きです。

この側頚部、前頚部を東洋はり医学会では「ナソ部」と言っております。狭義では欠盆穴を中心に鎖骨上窩のことを指しています。

ここは重要な治療ポイントの一つです。


※ちなみにナソの意味ですが、頸肩腕症候群(Keikenwan)のkwを点字から外字符を外して日本語読みに直したものです。



深く刺す事が無い場所とはいえ、危険な部位ですので頚動脈三角並びに後頸三角の血管、神経、筋肉の分布はよく理解しておかなければいけません。いずれにせよ、直刺を避け下方へ刺鍼することを守らなければいけない場所ですよね。


あと、この部分の治療量が増えると、どうしても気が上に上がりやすくなる、もしくは正気が漏れやすくなります。ですから治療後だるくなったり、疲れがとれなくなったり、逆に痛みがひどくなることもあるため、絶えず脉や皮膚所見を観察しながら、気血の巡りが全体にいきわたっているのを確認しつつ治療をしなければいけないということは言うまでもありません。

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