昨日は久しぶりに山歩き。
たくさんの春を楽しむことができました。
学費の値下げや奨学金制度の改善を求めて活動する学生団体は11日、会見を開き、すべての学生を対象とした大学の授業料と入学金の無償化を訴えました。
この記事について、大学は義務教育でも何でもないので、なんで無償化を叫ぶのか、その意味がよくわかりません。学びたければ、一度社会に出て金を貯めてからでも遅くはないですし、やりようはいくらでもあると思うのです。それよりも、義務教育の方が気になります。予算は限られているので、大学無償化よりも、給食費や制服代に予算をつけるのが先かな、って思うのです。とにかく義務教育を守らなくちゃ。そして、高校を卒業していないと途端に生きにくくなるので、高校までの援助ももう少し手厚いと良いんだけどな、って思うのです。
とりあえず、無駄な大学が多すぎるとは思います。本当ならば、その無駄な大学をなくすところから始めないといけないところなんだけど、既得権益の淘汰が難しいこの時代、これだけ子どもの数が減っているにもかかわらず、そうそう大学を間引くことなんてできないのです。だから、全ての学生は無理だとしても、学業成績や研究成果等、大学に利益や知識を還元する人への授業料の無償化や予算付けは、検討の余地があるかもしれません。まぁ、大学の淘汰について、偏差値で大学への補助金等減額等の話も聞くけど、これはたぶん現実的じゃないと思います。でも、定員割れが続いたら廃止を検討、みたいな感じだと、少しは現実的かなって思うのですが、実際どうなのでしょう。とにかくそこいらの大学なら、行ったところでどうしようもないという時代です。大学に行かなくても食べていける方法はいくらでもある、というのをもっと周知する必要があるかな、ってなことは思うところなのです。
そして、国公立大学授業料の高騰にはメスを入れて欲しいです。ちなみに通っていた公立大学は理系でしたが、35年前は1年で確か27万円、京都府民は10万だったと思います。でもさっきネットで調べたら、倍増してました。世帯収入は据え置きなのに、大学の授業料は軒並みアップだなんて、なんだかおかしいと思うのです。
とにかく大学って義務教育でもなんでもないんで。今や工業高校の方が理系大学よりも引く手あまた、良い就職が待っているというではありませんか。大学で劣化する子も多い中、企業もその辺の大学で変な成長をした子よりも、まだ何色にも染まっていない学生を鍛えたいと思うのもわかるような気がします。
義務教育の充実と工業や商業高校、語学に特化した高校とかの充実とか、高卒でもちゃんと稼げるマイスター制度とか。ほんと、今や大学を出たところで、サラ金なる奨学金の返済のために破産する子どもも多くなってるみたいですし。もちろん国に潤沢な資金があれば、大学無償化は賛成ですが、成人過ぎても勉強しない子やできない子に、税金を投入する必要なんて全くないと思うのです。すでに大学を出たら安泰だと言う時代では全くないので、それを親が周知し子どもの能力を見極め、高卒就職もありだと思います。
【2024年4月に書いたブログです】
色々なバックグラウンドの生徒が混在するのを是とみるか非とみるかはそのご家庭の価値観に委ねるとして、その辺へのこだわりがなければ公立中高も大いにあり、なような気はします。
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