まめ家

はたけのこと、いえのこと、じぶんのこと。

初 三つ 完

2016-12-20 16:37:26 | ひとりごと

サンタピカチュウ〜(≧∇≦)
29日まで、クリスマスイベントで出現してるよ。
(ピカチュウで緩和してみる作戦)


では、またまたつづきです。


検査室前で待ってたら、看護師さんがやって来て、問診。
同じく大腸内視鏡検査を受ける女性が一名、座ってた。
『仲間だ…』とちょっとほっとする。

呼ばれて使い捨ての検査着(ズボンはおケツ割れてる)に着替えて、検査台にいく。
手にはタオル地のハンカチ握りしめて。
看護師さんが、『筋肉緩める注射打ちますね。』って。
注射もあるんだ(T ^ T)

先生登場。
『では、横向いてください。』
さすが、先生躊躇なく検査されるわ。
毎日何人か内視鏡検査してるんだって。
わたしはというと、ほっぺにハンカチ当てて、緊張気味。
ほっぺにタオル地が当たってると少し安心。(子供の頃から変わってない。)
その様子を見て看護師さんは、『大丈夫ですか?』と心配してくれて、申し訳ない。

モニター見ながら、体のなか見るの初めてだなぁ。とか思ってた。
進んだり、戻ったり、何回か同じところが写っているから、『ナニ?』と不安になる。

カーテンの向こうから、検査終わったらしきお仲間さん。
『はい、きれいな大腸でした。問題ありません。』と担当の先生の声が聞こえてきて、焦る。

わたしは?
あれ?また同じところ写ってる?
なんか、ここデコボコしてる…((((;゚Д゚)))))))
ごめん、まめチチ、わたくしこのまま入院かも…

などど不安になってたら、『ちょっと仰向けになって、立て膝してください。』と先生。

…この状態でですか?
なんとか体制立て直し、またモニター見てる。
左の腸が中から押っつけられて、痛いよ。
痛み緩和するために、『すーー、はーーー』って深呼吸、しながらも『イデ(>_<)』

やっと盲腸まで達したらしく(盲腸ないんですが…)先生から説明が始まった。
『はい、キレイでした。』

えっ、うそ⁈ 大丈夫なの?

『腸の畳まれ方が、普通の人と違ってて、進むのがなかなか大変でした。』

えっ⁇( ̄◇ ̄;)

『普通の大腸は断面が丸いんですが、◯◯さんの大腸は、こんな感じ。』
と楕円形を指で作って見せられた。

それで、盲腸まで到達するのに時間がかかったのか。
そういえば、生まれつき腸の畳まれ方が違う人いるって、テレビで見たことある。

わたし…か…( ̄◇ ̄;)

『ここのところなんだけど、腸の壁が少し剥がれていて、ここから出血が見られたと思います。頭痛薬を多用する人にこういう傾向があるんですが、頭痛薬飲まれますか?』
『あんまり飲みません。』
『他に何か思いつくことありますか?』
『あっ、…消化助ける為に、クエン酸飲んでます。』
『…そんな訳わかんないもの飲むより、毎年胃カメラ飲んだ方が、体の為だよ。』
『…はい…(´・_・`)』ここでも胃カメラ押し。

『私も毎日内視鏡検査やってますが、これはあんまり見たことない症例です。』
((((;゚Д゚)))))))
『ここ、内出血してます。カシャ、カシャ』

ほ、ほんとだ。大腸の壁に血豆みたいなの、たくさんある((((;゚Д゚)))))))

『まぁ、心配ありません。カシャ、カシャ♪』
先生、心なしか嬉しそうなんですけど…。
ってか、ほんとに大丈夫なの?
あんまり見たことない症例…でしょ?
ま、まぁ、先生が大丈夫っていうから、いいか(ー ー;)

と、モニター見て説明されながらも、大腸が『ぐぇっ』てなる。
先生、もう、いいよ…

やっと大腸内視鏡検査が終わった。
『胃カメラは、朝ごはん食べてこなかったら、いつでも、直ぐに検査できるからね。』胃カメラ押し押し。
『先生、今日胃カメラもやっていきます…』
Σ(・□・;)
めっちゃ驚いただろう、先生よ。
こんなヨレヨレだけと、胃カメラやっていくだよ。

前にわたしが、『やるんだったら、鼻から』と宣言してたので、『あ、鼻からね。』って。ほんとは先生、口から押しなのに(笑)

看護師さん(25歳ぐらいのキレイなおねーさん)につれられて、胃カメラ検査の準備。
喉の麻酔は、なんか薬飲んだ。
鼻の麻酔は、片方の鼻の穴に粘性の薬を入れて、もう片方の鼻の穴を手で抑えて、『ふんふん!』と吸うの。
『あら、上手パチパチ』
5歳児になってた、わたし。

よっぽど不安そうに見えてたんだね。(てか、不安だったけど。)
看護師さん、何かと声をかけてくれてた。

先生の準備もできて、また診察台に寝転んで。今度はモニターに背中向けて。
ほっそい鼻用の内視鏡カメラにジェル塗って、『はい、入れますよ。』

少しツンときたけど、鼻を過ぎたら違和感はあんまりない。
麻酔、効いてるんだな。
キレイな看護師さんは、赤ちゃんの寝かしつけの時のリズムで、ずっと背中をトントンしててくれた。
すごく安心した。

内視鏡カメラはメジャーみたいに数字が書いてあるから、今どれぐらい進んでるか分かる。
もうすぐ到達かなぁ、なんて思ってた。

大腸と違って、食道をまっすぐ進むだけだからかな?『おぇっ』と苦しくなることはなかったけど、なぜか涙が一粒ポロリとこぼれたよ。

『はい、終わります。』とカメラを出してもらった。

お、終わったよ〜 ( T_T)\(^-^ )

『ほんの少しだけ、逆流性食道炎のような感じになってるところも見られますが、治療の必要性はありません。きれいですよ。』
『はい、ありがとうございました( ; ; )』

看護師さんに『大腸より胃カメラの方が楽でした。』と言うと、『先生、上手だから。』と。
うん、できる先生って感じは問診の時からしてた。

でも、楽だったのは、看護師さんがトントンしてくれてたからかもしれないな。

看護師さんは、注射が上手で、優しい人なら、それで十分。
ほんと、そう思った。

検査が終わってトイレに行って速攻外した。
装着は、もう二度としない‼

まめチチが待ってるロビーに行って、会計済ませて。
『やっと飯食えるな。』と言われたけど、麻酔きれるまであと1時間かかるって。

会計済ませて、ぼーっとして、やっとご飯。
前に看護師さんが、『病院の食堂で胃カメラ検査後のおかゆ定食がありますよ』と教えてくれてたから、4階に上がる。

おかゆ定食と、まめチチはカレー。
おかゆ定食には、梅干しと小さな焼き鮭とかぼちゃの煮物。
おかゆは、華が咲いてた。

一口食べて、沁みた〜(;_;)
美味しかった。
ここまで美味しいおかゆは、初めて。
カラダが欲していたのは、この優しさだったのね。ありがとう。

この日は天気が良くて、4階から大雪山系の山々が全部見えて、ご褒美もらえた〜(;_;)


夏から心配してたことが、なくなって、よかった。


長々とえらい生々しいことまで書いてしまって、すみませんでした。

わたしは今、元気にクリスマスラッピングのバイトをしています。
今週末、ラストだー!