遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

花の山・坪山に登る

2023年04月10日 | 山旅

4月9日(日)

 

ヒカゲツツジ これが見たかった

 

~・~・~・~

 

 

▲ 7時半に出発

第二駐車場は7時には満車になっていた。

 

 

▲ 現在地のびりゅう館から右へ車道を歩いて登山口へ。反時計回りで周ってくる。

 

 

 

▲ 登山口

 

 

▲ スミレ、水仙があちこちに咲いている。

 

 

 

▲ 西尾根・花コースを登る

 

 

 

▲ おっと、ヒトリシズカ (一人静) ちゃんがひっそりと。

シズカちゃん、今年も来たよ。

 

 

▲ 尾根筋を頂上まで登っていく。

ま、そこそこ急なところもありまっせ。

 

 

▲ 先ず、ミツバツツジ 三葉躑躅 が現れる。

 

 

▲ 紫色でまつ毛の長いミツバツツジは、艶やかだ。

 

 

あった、あった。

▲ イワウチワ 岩団扇

去年は4月17日に登ったが、その時はもう遅くてイワウチワは2,3輪しか残っていなかった。

 

 

▲ 今年は、よーく見させてもらおう。

 

 

▲ 下を見て咲いているイワウチワが多くて

撮るのに苦労する。。

 

 

▲ そんなことお構いなく、イワウチワは花びらを広げる。

真っ白いのから薄ピンクまで。

 

 

▲ どうだ、この自然の造形美。

 

 

そして出てきたよ。

▲ ヒカゲツツジ 日陰躑躅

 

 

▲ バニラ色がなんとも甘い。

 

 

 

▲ いいねえ。

 

 

 

▲ もっと、どアップだ。

ヒカゲツツジは、昨年より少なめ。残念だが。

毎年きている人に依れば、今年は咲く時期がずっと早かったと。

頂上に行くほど、ヒカゲツツジは背が低くなるのは同じだったが。

 

▲ 坪山頂上 1102.7m。

 

 

▲ 前方を含め180度ぐらいのパノラマか。

 

 

 

▲ アセビ 馬酔木。

昨年は頂上の全株が花をつけていたが、早くももう散っていた。この房だけ残っていた。

 

 

▲ お弁当は久しぶりに、助六寿司。

頂上は思ったほど混み合っていなかった。

9時過ぎから上野原からのバスが来るので、それから混んでくるそうだ。

 

下山だ。

▲ 下山方向に富士山が見える。

去年は雲っていて見えなかったが。ラッキー。

まだ雪が残っているのだ。

 

 

▲ ミツバツツジ

 

 

▲ ミツバツツジは帰りにも、ポツポツ咲いていて、目を楽しませてくれた。

 

 

▲ 頂上から横にかなり歩いたあと、ここからびりゅう館へ下る。

 

 

▲ 「ムンクの叫び みたいな木!」 の説明書きのついた樹。

昨年はこんな説明書きは無かったので、気づかず通り過ぎていたが・・

ムンクの叫び? なんのこっちゃという方がおられるかも知れないので、自宅へ戻ったら補記しよう。

実際の絵を見ているので。

 

【追記】

▲ ムンク「叫び」 @ムンク美術館・オスロ 1984年8月

顔と体をゆがめて自然からの叫びに耳をふさぐ・・というのが彼のモチーフだった。

で、木に口のような洞(ほら)ができて、身もだえしているように見えることから?

説明版を付けた人は、よほど想像力が豊かな人だ (笑)。

それはともかく、またゴタクを並べれば、ムンクは「私は自然を貫く果てしない叫びを聴いた」と日記に記している。自然が叫ぶ? 当時は不安症のムンクの性格に帰されたが、現在なら開発によってバランスを崩しつつある自然の叫びを一世紀前に、ムンクは感じ取っていたのではと解釈されるかも。

 

 

▲ びりゅう館のところまで下りてきた。

 

 

▲ 第二駐車場へ戻った。

 

 

 

▲ 珈琲を淹れて、いつもの休憩だ。

一つだけ残すのもなんなので、二つとも食べた(笑)。

 

 

 

 

▲ バイバイ。

また来年来るからね。

 

びりゅ館から30分ほど走って、

 

▲ 昨年同様に小菅村の、道の駅こすげに来た。

 

 

▲ この道の駅には「小菅の湯」が併設されているのだ。

 

 

お風呂に入って、ここでお泊り。

▲ 夜は、トンカツ定食弁当で。

去年は翌日帰ったが、今年はまだ登るからね。元気をつけなくては(笑)。

 

【続く】