遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

坪山登山~山野草を愛でながら下山

2022年04月21日 | 山旅

4月17日(日)【続き】

坪山の頂上へ無事到着。雨には幸い会わなかったが、天気チェックすると・・

 

 

「12時頃に雨が降りはじめます」

あと2時間すると雨 

それはヤバイ。見晴らしも良くないし、ヒカゲツツジはもう見たことだし。

頂上には15分ほど留まっていただけで、クッキー1枚だけ食べて下山だ。10:07AM

 

▲ 下山口のここからは富士山が見えるのだが・・

残念だがしょうがない。

 

下りの山道では、

▲ ミツバツツジが花盛りだった。

 

それに、こんなモノも目に入った。

▲ 倒木の上にカラフルなキノコ

 

で、見かけたキノコをまとめて掲載。

 

▲ 渦巻キノコ

 

 

▲ これも同じ渦巻キノコか

貝の文様にも似ているが。

 

 

▲ マッシュルームに似た小さいキノコ群

 

 

▲ 切り株にビッシリの雪キノコ

 

あ、全部正式の名前ではないので、悪しからず。

 

▲ 山道の下方に、一面がピンク色に

 

 

▲ 山桜だな

盛りは過ぎているが、それでも一面に広がるヤマザクラはいいね、壮観。

 

 

▲ ミツバツツジとヒカゲツツジの競演

下山ではヒカゲツツジは殆ど無かったが。

 

だいぶ下りてきた。

▲ 真っ直ぐに伸びた樹々の中を下る

この辺りから、山道の脇に山野草花が現れてくる。

ボクは、ずっと先を歩いていく女性が立ち止まる処に目ぼしを着けていて、自分もそこでチェックするだけだが (笑)。

 

▲ 一人静(ヒトリシズカ)

名前は、源義経が好んだ「静御前(しずかごぜん)」という女性が一人で舞っている姿に見立てたことから。

木曽義仲(源義仲)の鉢巻きを締めた勇ましい巴御前(ともえごぜん)とはエラク違うな。

 

▲ オオッ、静御前が、ひらひらと舞う、舞う・・

ところで静御前はまだ「鎌倉の13人」に出て来てないな。誰が演じるのだろう。江口のりこみたいなのを出したら承知しないからな。

 

 

▲ これは何の花だろう?

女性の方に追いついて尋ねたが、その方も花が開いてみないと??

 

もう少し下ると、これがポツポツと

▲ これは、ボクにも分かる。イカリソウだ。

今写真を比べてみると、前の開花前のツボミはイカリソウだろう。

 

さらに、こんな花も

 

▲ 名前を教えてくれたが、忘れてしまった(苦笑)。

 

ほぼ登山口の斜面で

▲ その名も「スミレ」とだけいうスミレの種らしい。

スミレは地名とか色々頭に付いて多種多様だが、これは単に「スミレ」。嘘みたいな話だが。

 

 

▲ びりゅう館に戻った。12:18PM

結局その後も雨は全く降らなかった。今度は予想が良いほうにハズレた。

5時間弱の山行。

 

昼食を取らずに下りてきたから、ハラが減った。そのまま食事処へ直行。

▲ 「坪山よくばりセット(普通盛り)」1540円(税込み)

山菜の天ぷらはよもぎ、こもみ、タラの芽で前日食べた「さいはら定食」と同じ。定食に蕎麦(半盛り)が追加されて「よくばりセット」なのだ。

さて水車でコットンコットン挽いた蕎麦のお味は? 蕎麦はボクにとっては硬めだな。そばつゆはいい味だが、蕎麦自体は・・ 不味くはないが特段というのが個人的感想。

さあ、これで昨年からの課題、①ヒカゲツツジを見て②ここで水車・蕎麦を頂くが見事果たされた。満足です。

 

さあ、クルマへ戻ろう。

▲ びりゅう館・第二駐車場は、ほぼ埋まったままで。

 

 

▲ 珈琲・休憩タイム

5時間弱の山行だった。

天気はすぐれなかったが、当初懸念した雨には会わずで良かった。

花も十分、色々楽しめたし、満足のいく山登りだった。

 

1時間ほど休んだあと、ここから30分弱走って、道の駅・小菅へ移動した。

▲ 道の駅に併設する立ち寄り湯へ

入口で若者たちが入浴するかどうか相談していたが、結局入らずに帰っていった。

 

▲ 受付ロビー

薪ボイラー導入か。燃料費は高騰するだろうから、先見の明があった?

露天風呂もあって、そんなに混んでもいなくて、温泉質はよーわからんが、ヌルヌルしていて肌もスベスベになる感じで、皆さん喜ぶ温泉ではないだろうか。

 

▲ 道の駅小菅は奥多摩湖の近くで、山の中。

それでも地デジはNHK総合が一局だけだが入った。

今晩はここでお泊り。

大河ドラマとNHK7時ニュースを見てゆっくりしよう。明日の昼までには自宅に戻れるだろう。

 

2泊3日旅。総走行距離150km。