銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

さようなら!!根室本線・富良野〜新得………

2024年03月31日 18時33分45秒 | 鉄軌道
ここのところ、北海道の鉄道路線は過疎化で廃線が相次いでいますね。
国鉄時代から引き継がれていた根室本線・富良野〜新得も本日限りで廃止に。特に北海道では本線となっていた路線も既にいくつか廃線になりました。
網走本線こと池北線、名寄本線、日高本線末端部………そして今後は留萌本線も。
根室本線は今の石勝線が開通する前の1970年代までは極めて重要な幹線。66年までは落合〜新得は今とは全く異なる旧ルート経由でしたね。寝台客車急行27、28レ“まりも”は今でも語り草です。聞けばC57牽引で、後ろにもD51が押して狩勝峠を走破していたようです。この区間は、それはそれは日本一の素晴らしい車窓だったとか。また、食堂車や郵便、荷物車も連結していたと思います。
66年には今の新狩勝トンネルが開通。根室本線・富良野〜釧路はDD51導入で、完全無煙化されたらしい。このトンネルは既に石勝線建設を前提に造られました。
石勝線が開通した81年以降は次第に寂れたような。
ありがとう。富良野〜新得間。滝川〜富良野についても、もはや根室本線は名ばつかりに。


北海道新幹線の函館駅乗り入れについて、大泉市長が具体的なプランを明言!!

2024年03月31日 16時07分00秒 | 鉄軌道
函館市の大泉潤市長はこのほど、北海道新幹線の現在のJR函館駅乗り入れについて、総事業費約160億円と見通し、2031年頃までにはぜひとも実現させたいと明言しました。あの俳優の大泉洋さんは実弟ですね。
このプランを見聞きした印象は、物理的、技術的にかなり無理が多そうな構想。
具体的な工法としては、JR函館本線の函館〜新函館北斗を三線軌化。架線電圧も交流20キロボルトから25キロボルトに昇圧。ローカル列車はこれに伴い、電車から再び気動車に戻す。新幹線の車両はフル規格のままで良い。
さて、本当に実現出来るのかしら??絵に描いた餅に終わらねば良いが。うん。
取り急ぎ報告まで。
但し、まだまだ解決しなければならない問題は山積ですね。
・追伸(4/1)………こんな案も出ているとか!!
この案では、函館〜新函館北斗の架線電圧は今の交流20キロボルトのままで、勿論、今の733系1000番代も使えますね。やはり、交流25キロボルト電化は地上区間の踏切では、かなり危ないかな。
因みに海外では交流25キロボルト(50ヘルツ)が標準とか。韓国は60ヘルツ。果たして踏切では感電の危険はホンマにないのかしら??