ここのところ地方ローカル線の存廃問題が全国的に広がりつつありますね。
その中でも特に青森県内での弘南鉄道大鰐線、そしてJR津軽線・蟹田〜三厩は存続がかなりヤバいようだ。
弘南鉄道の中でも大鰐線・中央弘前〜大鰐は、最近でも現場の管理不行き届きと思われる脱線事故が相次いでいますね。先日でも弘前市議会にて問題にされたらしく、弘南鉄道はこの際、大鰐線は廃止してバスなどに転換すべきとか、むしろ弘南線・弘前〜黒石だけにすべきとかいう声がとみに高まっています。
よくよく見れば、大鰐線と弘南線は線路も繋がっていないみたいで、且つJR奥羽本線の弘前〜大鰐温泉はまるっきり並行!!
また、あの静岡鉄道みたいに沿線人口が多いならばまだしも、そうでもなさそうだ。
冷たい言い方だが大鰐線は廃止して、むしろ弘南線にあのA3000形のような純新車を導入した方が良さそうな気がしますね。弘南線はかつての国鉄黒石線の代替も兼ねていますから、今でも重要な路線。うん。ゆくゆくは架線はともかく、線路だけをJR奥羽本線に繋げて電気式気動車にて新青森駅まで直通させる手もあろう。
なお弘南鉄道はもともと架線電圧が直流600ボルトでしたが、後に750ボルトに。1961年には1500ボルトになり、現在に至ります。
さらにJR東日本では、いつまでたっても復旧見込みがない津軽線・蟹田〜三厩をやはり、どうしても廃止したいらしい。但し、蟹田〜中小国は長距離貨物列車も走る交流電化区間。いっそのこと中小国駅周辺を再整備して乗り継ぎ連絡のためのバスターミナルを設けたらどうか?