銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

漫画家・鳥山明さん急逝………Dr.スランプ、アラレちゃん、ドラゴンボール

2024年03月08日 16時03分10秒 | 訃報
既に各報道にてご存じかと思いますが、昭和末期から平成初頭にかけて、Dr.スランプやドラゴンボールなどの漫画を輩出された鳥山明さんが先日、急病で他界されました。享年68と、まだまだ若かったのですが。愛知県清須市のご出身とか。
ドラゴンボールはゲームにもなり、ドラゴンクエストは爆発的な売れ行きでしたね。
またDr.スランプはアラレちゃんやセンベイさんなどのキャラクターで人気を集めました。こちらは私自身もテレビ番組でよく見ていましたね。
海外でも彼の訃報は伝えられ、知名度の高さを窺えます。
ここに慎んで、ご冥福をお祈りしつつ、合掌致します。

ギア比(歯数比)で見る電車の運転性能。

2024年03月08日 11時05分19秒 | 鉄軌道
電車や電気機関車は古来から動輪側の歯車数とモーター(主電動機)側の歯車数の比率(ギア比)を車種ごとに変えることにして用途を選別してきましたね。
国鉄の電気機関車のEF58はもともと流線形車体ではなく、ごくオーソドックスな箱形車体だったそうです。後に客車に送る蒸気暖房装置を搭載するために車体を更新。但し一部の車両はギア比を高めて貨物用にし、EF18と改称されました。
また、かのEH10は専ら貨物用でしたが、15号機だけはギア比をちょいとばつかり低めに取り、当時の客車特急“つばめ”“はと”の牽引を試行。車体も茶色に塗られていましたね。EH50開発のためでしたが、結局、151系電車化されたため、幻に終わりました。
それからEF60がデビューするまでは貨物用、旅客用に分けられたそうな。
電車についてもギア比を変えることにより、特急、急行、近郊、通勤型に区分されてきたようですね。
国鉄では全ギア数を99とし、急行は4.21、近郊は4.82、通勤は5.6か6.07に。
名鉄でも、初期のカルダン駆動車両ではSR車は4.875、4.82、4.91、4.5。6R車では5.6か6.07となりました。
しかしながら、今はVVVF制御下での三相交流誘導電動機に。名鉄を含めて多くの電車では全ギア数を113に。名鉄の場合は5.65を採用。200系では7.07に。
ここでの5.65は、直流電動機では4.82の性能ですね。7.07が同じく6.07クラスです。
JRグループではE231系は7.07、E233系は6.06とかなり開きがありますが、高崎線や宇都宮線では併結運用も。最高運転時速は120キロとか。
313系や315系は6.53。それでも最高運転時速は120キロで、130キロまでは出せるとか。
ここでの6.53は名鉄のEL120の例があり、直流電動機では5.6に当たりそう。まあ本来は6500系や6800系並みの性能の筈で、バランスは最も取れており、これからの地方中小私鉄の新造電車にはピッタリではなかろうか?
今回はやや専門的な話になってしまいましたが。うん。
なお、豊橋鉄道渥美線では昇圧当時は名鉄7300系を使用。しかしながら、吊り掛け駆動でギア比は3.21。運転現場では加速性能が余りにも悪くて嫌われ、結局僅か2年後には今の1800系に再度置き換えられたそうな。
また、これからの同期電動機ではさらに回転数自体も多くなり、また計算は別になろう。