修士論文公開発表の日。
SJ先生のご退官を記念して記念講演が行われた。
先生は、その中で、はっきりとおっしゃった。
「日本語教員養成はワーキングプアの創出にしかなっていない。養成に携わるものはその責任を自覚するべし」と。
おおお~!!!
まさに、まさに、日本語教師はワーキングプアである。
それも先行投資や高学歴を必要とされる、最悪なケースのワーキングプアである。
創造的労働に反比例して時給は安く、時間外労働、自宅持ち帰り労働は当たり前、毎年更新できるか不安を抱える非常勤であふれかえる。採用時に給与が明確にされることも少なく、不興をかうことを恐れる受験者は、採用後初給料までいくらもらえるかわからずおびえていることもある。
なんだ、これ。いまさらながらひどすぎる。
私は幸運にもすばらしい先生方との出会いによってここまでやってくることができた。多くのことを学び、いろいろな人のご配慮で様々な現場を与えていただいた。おまけに、4月から一応くいっぱぐれることにならずにすんだ。しかし、それでも、普通の会社で働く人々と同じ生活権を得るまでに12年かかっている。その間に先行投資した膨大な金額と時間はあまり思い出したくない。そして、5年後の行く先はまた、きまっていない。それでも、私の状況は、単に幸運と支援者に恵まれていただけで、ある意味、奇跡(たなぼた)であると自分で思う。
それほど、この仕事はまともに食べていける仕事がない。
私がこの仕事をはじめた12年前からこの状況にはなんら変化はない。
日本に住む外国の人がこれほど増え、日本語を必要とする人や学びたい人がこれほどいるのに、教える側の私たちはいつも仕事を探し回り、貧しく、独り立ちできず、そして仕事が始まれば、ぼろぼろになるほどに忙しい。
なぜ、この国は未だに気がつかないのか。いいかげんわかってほしい。
この仕事が日本の未来にとってとても大切なことを。
この仕事が日本と外国を草の根でつなぐ重要な役割をになっていることを。
この仕事に従事する人々には高度な技術が必要とされることを。
先生の講義を聞きながら、久々にめらめらと怒りの炎が燃えたぎるsonoでした。
SJ先生のご退官を記念して記念講演が行われた。
先生は、その中で、はっきりとおっしゃった。
「日本語教員養成はワーキングプアの創出にしかなっていない。養成に携わるものはその責任を自覚するべし」と。
おおお~!!!
まさに、まさに、日本語教師はワーキングプアである。
それも先行投資や高学歴を必要とされる、最悪なケースのワーキングプアである。
創造的労働に反比例して時給は安く、時間外労働、自宅持ち帰り労働は当たり前、毎年更新できるか不安を抱える非常勤であふれかえる。採用時に給与が明確にされることも少なく、不興をかうことを恐れる受験者は、採用後初給料までいくらもらえるかわからずおびえていることもある。
なんだ、これ。いまさらながらひどすぎる。
私は幸運にもすばらしい先生方との出会いによってここまでやってくることができた。多くのことを学び、いろいろな人のご配慮で様々な現場を与えていただいた。おまけに、4月から一応くいっぱぐれることにならずにすんだ。しかし、それでも、普通の会社で働く人々と同じ生活権を得るまでに12年かかっている。その間に先行投資した膨大な金額と時間はあまり思い出したくない。そして、5年後の行く先はまた、きまっていない。それでも、私の状況は、単に幸運と支援者に恵まれていただけで、ある意味、奇跡(たなぼた)であると自分で思う。
それほど、この仕事はまともに食べていける仕事がない。
私がこの仕事をはじめた12年前からこの状況にはなんら変化はない。
日本に住む外国の人がこれほど増え、日本語を必要とする人や学びたい人がこれほどいるのに、教える側の私たちはいつも仕事を探し回り、貧しく、独り立ちできず、そして仕事が始まれば、ぼろぼろになるほどに忙しい。
なぜ、この国は未だに気がつかないのか。いいかげんわかってほしい。
この仕事が日本の未来にとってとても大切なことを。
この仕事が日本と外国を草の根でつなぐ重要な役割をになっていることを。
この仕事に従事する人々には高度な技術が必要とされることを。
先生の講義を聞きながら、久々にめらめらと怒りの炎が燃えたぎるsonoでした。
ところで、Sonoさん、4月からはどちらへ?今までのお話からGuessしようとしてるのですが,,(姑息でスミマセン)。もし良かったら、今後の展望など聞かせていただけたら嬉しいです。実は、今結構悩んでいるので;)
長文失礼致しました。
「職」を持ちたいと思っていて日本語教師になったのに、いくら働いても(子どもなし時代)月10万にもならず、仕事復帰しようと保育園に預けるのに「非常勤」だと不利(しかも数ヶ月前にシフトに入れるかどうかわからず)、本当に「福祉」も受けることも危うい職業だったとは!と気付かされること多々。
トラバして、Sonoさんの記事、紹介させてもらいますね。
教えていただくことがたくさんありました。
SJ先生の講義、面白かったです。熱いですね。
JFの後にすら仕事が続かないなんて、ほんと間違ってます。これだけの人材をワーキングプアの危機にさらしているとは、国家の損失です。
たこさん、帰国は2年後ですか?お帰りになるときにはぜひぜひにでもご連絡を。
(あなたとすしを食べたい。)
でも、Dまでって、今の私にはちょっとつらい。。。私は現場が好き。
ただ、留学生のみんなとつるんで、一緒になって悩んだり、考えたりしていたいだけ、、な、やるきなしなし院生でしたんでね~。。。
仕事の話やらいろんな話やらしましょうよ。
私のメルアド知らない?ここにのせるわけにいかんしな~。そこらのOBとか知り合いにお尋ねください。直メール待ってます。
先輩も4月以降に向け、いろいろ思われることの多い時期なのですね。。。
私はお子さんのいる多くの院の先輩や仲間には本当に敬服します。私は一人でも、このようにてんぱってこの世の終わり状態にぼろぼろだったのに、ご家族のことも、お子さんのことも、そして仕事も研究もって、、、、、すごすぎる。スーパーウーマンです。私にはやはり想像もできません。
どうか、お体には無理のないようになさってください。うまくいく方法があるといいですね。