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千早城

2013-11-05 21:51:44 | 大阪府
 千早城

2013/11/2

大阪府千早赤阪村のお城めぐり

 鎌倉幕府の大軍を攻防の末、撃退した楠木正成の詰城 日本100名城

≪ お城の概要 ≫

城名: 千早城
よみ: チハヤ
別称: 楠木詰城・金剛山城
所在地: 大阪府南河内郡千早赤阪村千早
現状: 山・千早神社
築城年代: 正慶元年(元弘二年、1332)
築城者: 楠木正成
形式: 山城
遺構: 本丸・二の丸・三の丸・四の丸・茶屋の壇
規模: 標高670m、比高250m
文化財: 国指定史跡
訪城日: 2013/11/2


≪ 訪城記 ≫

自宅から千早城へ向かう。

名神高速道路から吹田JCTから近畿道、松原JCTから阪和道を通り美原北ICで降りて、阪和道下道の府道36号を阪和道沿いに南下、下黒山交差点信号を左折、国道309号を南下、かなん道の駅を過ぎて、神山南交差点信号を右折、国道309号を南下、森屋三叉路信号を斜めに右折、府道705号を南下、千早赤阪村役場を通り過ぎ、奥へ奥へと山の中進んでいく。千早集落に入り道が大きく左に曲がったとところの金剛山登山口バス停付近の一休茶屋横と山側に有料駐車場があり、一休茶屋横の駐車場に車を駐車する。

一休茶屋前の道の山側に公衆便所があり、その前に案内板がある。その横の千早神社へ登る急な石段の参道道を登ること約15分で千早城跡茶屋のある広い四の丸に着く。
参道を歩き、また石段を登ると三の丸、三の丸へ着いた左手に千早城趾碑が建っている。
その上へ石段を登ると二の丸で千早神社境内で、奥の石段を登ったところに社殿があります。
千早神社まで約25分。
社殿へ登る石段右側の山道を進むとコンクリート製の休憩所があり、休憩所の北側、社殿の裏山の頂上に石垣で整地されたところがあり、ここが本丸のようです。さらに北側にも削平地が広がっていて曲輪跡のようです。
休憩所から東側の山道を抜けると金剛山への登山道に出ます。


≪ 歴 史 ≫

正慶元年四月 (1332) 赤阪城を落ちた楠木正成が再起のために築城する。
正慶二年二月 (1333) 千早城に籠城した楠木正成が、鎌倉幕府の大軍を奇策を用いて撃退する。
その後、千早城は楠木氏の根拠地として、正行、正儀、正勝と続く。
明徳三年正月 (1392) 楠木正成の孫正勝のとき、畠山基国に攻められ落城し、廃城となった。


≪ 写 真 ≫


千早城登城口


千早城登城道の石段


四の丸入口


四の丸


三の丸入口の石段


三の丸


三の丸にある千早城趾碑


二の丸


千早神社社殿


本丸東側削平地


本丸


現地案内板案内図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
南海高野線・近鉄長野線河内長野駅から南海バス「金剛山ロープウェイ前行き」で約35分「金剛登山口」下車、徒歩約20分。または、近鉄長野線富田林駅から金剛バス「金剛山ロープウェイ前行き」で約35分「金剛登山口」下車、徒歩約20分。
<車>
阪和道美原北ICで降りて、阪和道下道の府道36号を阪和道沿いに南下、下黒山交差点信号を左折、国道309号を南下、かなん道の駅を過ぎて、神山南交差点信号を右折、国道309号を南下、森屋三叉路信号を斜めに右折、府道705号を南下、千早赤阪村役場を通り過ぎ、奥へ奥へと山の中進んでいく。千早集落に入り道が大きく左に曲がったとところの金剛山登山口バス停付近の一休茶屋横と山側に有料駐車場がある。他にも付近に有料駐車場有。


≪ 位置図 ≫

千早城


千早城登城口


紹介したお城の数 145城



日本100名城公式ガイドブック―日本の文化遺産「城」を見に行こう (歴史群像シリーズ)
福代徹,日本城郭協会
学習研究社


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