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上赤阪城

2013-11-09 06:19:04 | 大阪府
 上赤阪城

2013/11/2

大阪府千早赤阪村のお城めぐり

 鎌倉幕府の大軍を相手に防戦した楠木正成の本城

≪ お城の概要 ≫

城名: 上赤阪城
よみ: カミアカサカ
別称: 小根田城・桐山城・楠木本城
所在地: 大阪府南河内郡千早赤阪村桐山
現状: 山
築城年代: 元弘年間(1331-34)
築城者: 楠木正成
形式: 山城
遺構: 一の木戸・二の木戸・三の木戸・四の木戸・そろばん橋跡・二の丸(東の城)・茶碗原・本丸・腰曲輪
規模: 標高352m、比高150m
文化財: 国指定史跡
訪城日: 2013/11/2


≪ 訪城記 ≫

千早城から上赤阪城へ向かう。

一休茶屋の駐車場を出て府道705号を千早赤阪村役場方面へ戻る。上東阪集落を通り越して、次の下東阪集落へ入る手前の三叉路を右折、山の方へ入って行く。約1km走ったY字三叉路を右へ進み、学校給食センター手前の橋の前に、道の左側のみかん畑前に学校給食センターの駐車場がある。ここに車を駐車させてもらう。

学校給食センター前の南に入る案内板のある道を山へ登っていくと、駐車場があり、ここにも案内板がる。駐車場から山へ入る分かれ道があり、右側の道を登って行くと、畝道の入口左側に説明板がある。この辺りが一の木戸です。
畝道を登っていくと、小さな説明板のあるところが二の木戸、さらに進むと同じように小さな説明板があり、三の木戸です。
約15分でそろばん橋に着く。さらに約5分登ると本丸と二の丸の分かれ道に着く。ここが茶碗原と呼ばれるところで台所のあった場所だそうです。
まずは左側の二の丸(東の城)へ登る。すぐに杉林の小さな削平地に着く。ここが二の丸で東側下に腰曲輪が二段あります。
二の丸を降りて、茶碗原を通って本丸へ、本丸下に案内板があり、斜面を登ったところが千畳敷で西に進むと展望台のようなところに出る。展望台の先に大きな楠木城址碑と小さな上赤阪城趾碑が重なって建っている。展望台から下を覗くと腰曲輪が見える。
本丸の東側へ行くと二段曲輪になっていて、南側に降りていく道があり、降りたところに腰曲輪が広がっている。


≪ 歴 史 ≫

楠木正成が再挙をするときに千早城とともに整備して、大将に平野将監、副将に楠木正季を配していた。
元弘三年 (1333) 鎌倉幕府の大軍に包囲され、水路を絶たれ、本宮砦、猫路砦の搦手を落され、籠城十日で落城した。


≪ 写 真 ≫


学校給食センター前の登城口


一の木戸前の登城口


一の木戸付近


二の木戸付近


三の木戸付近


そろばん橋


四の木戸付近


本丸と二の丸の分かれ道


二の丸(東の城)


二の丸東側下の腰曲輪


本丸西側の展望台


楠木城址碑と上赤阪城趾碑


本丸西側下の腰曲輪


本丸東側の二段曲輪


本丸南側下の腰曲輪


本丸西側の切岸


本丸下の案内板


現地案内板案内図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
近鉄長野線富田林駅からバスで水分下車、徒歩約60分。
<車>
阪和道美原北ICで降りて、阪和道下道の府道36号を阪和道沿いに南下、下黒山交差点信号を左折、国道309号を南下、かなん道の駅を過ぎて、神山南交差点信号を右折、国道309号を南下、森屋三叉路信号を斜めに右折、府道705号を南下、千早赤阪村役場手前のT字路を左折、千早赤阪村郷土資料館前を通り過ぎ、二河原辺集落を通り過ぎた交差点を右折、すぐに学校給食センターがあり、学校給食センター前のT字路を左折、少し登ったところに上赤阪城の登城口がある。この登城口前に駐車場有。


≪ 位置図 ≫

上赤阪城


登城口


紹介したお城の数 146城



ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!
大野 信長,加唐 亜紀,有沢 重雄
西東社


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