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淀城

2013-07-12 18:16:29 | 京都府
 淀城

2013/6/16

京都府京都市のお城めぐり

 二代将軍徳川秀忠の命で松平定綱が築いたお城

≪ お城の概要 ≫

城名: 淀城
よみ: ヨド
別称:
所在地: 京都府京都市伏見区淀本町
現状: 淀城跡公園
築城年代: 元和九年(1623)
築城者: 松平定綱
形式: 平城
遺構: 本丸・天守台・石垣・内堀
規模: 450m×300m、標高20m
文化財:
訪城日: 2010/11/3・2013/6/16


≪ 訪城記 ≫

伏見城から淀城へ向かう。

伏見桃山城跡運動公園有料駐車場を出て住宅街のぐねぐね坂を降りて、桃山駅北側の通りに出て、桃山駅北側のJR奈良線踏切を渡り西進、御香宮神社前の道を西へ大手筋交差点信号を斜め左に直進、府道13号旧京阪国道を南西に進み、納所複合交差点信号を左折、京阪本線淀駅へ向かう。駅前の路地を南に向かい、京阪本線に沿いの道を斜め右に行くと踏切前のサンクス裏に与杼神社の有料駐車場がある。ここに車を駐車する。

与杼神社と稲葉神社の参道を西へ歩くとすぐに天守台跡の前に説明板が建てられている。天守台跡は崩れやすくなっているため立入禁止で中に入れません。
南西側に石垣と内堀跡が残っていて、南西方向と北西方向に櫓台跡があり、西側石垣中央下に淀城址碑が建っている。
内堀南側の京都競馬場臨時駐車場から内堀と石垣を見ることが出来ます。
石垣はかなり草が生えていて管理状態は良くないし、内堀も水が滞留していて蚊が多くて残念です。
一般的に淀城と言うと豊臣秀吉が淀殿に与えたお城のイメージが強いですが、この城は徳川幕府の初期に松平定綱が淀に入部して築城した新しいお城です。


≪ 歴 史 ≫

元和九年閏八月 (1623) 二代将軍徳川秀忠から淀を与えられた松平定綱が築城を開始し、寛永二年(1625)に完成、二条城の旧天守閣が移築されたと言われている。
寛永十年 (1633) 松平定綱が美濃国へ転封、代わって永井尚政が入部する。
寛文九年 (1669) 永井尚往が丹後国へ転封、代わって石川憲之が入部する。
宝永八年 (1711) 石川総慶が転封、代わって戸田光熙が入部する。
享保二年 (1717) 松平乗邑が入封する。
享保八年 (1723) 松平乗邑が下総国へ転封、代わって稲葉正知が入封して幕末に至る。
慶応四年 (1868) 鳥羽伏見の戦いで幕府軍を城に入れなかった。


≪ 写 真 ≫


天守台


天守台正面


天守台内部


南面石垣の土塁


西面石垣の土塁


北西櫓台の石垣


淀城址碑


稲葉神社


内堀側からの北西櫓台


内堀と南西櫓台の石垣


西側内堀と石垣


内堀と石垣


内堀側からの天守台石垣


南側内堀と石垣

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
京阪電車京阪本線淀駅から徒歩5分。
<車>
名神高速京都南ICを降りて国道1号京阪国道を南下、大手筋交差点信号を斜めに右折、府道13号旧京阪国道を南西に進み、納所複合交差点信号を左折、京阪本線淀駅へ向かう。駅前の路地を南に向かい、京阪本線に沿いの道を斜め右に行くと踏切前のサンクス裏に与杼神社の有料駐車場がある。


≪ 位置図 ≫

淀城


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ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!
大野 信長,加唐 亜紀,有沢 重雄
西東社


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