「間に合わないから先に行っといて!」と、急いで雑誌を駕籠に掻き込みながら連れに言い残し、更に、会計せずそのまま百均コーナーへ向かい、組み立て式ラックを詰め込み、それぞれ駕籠内いっしょくたにしてしまっているデパート店内。会計の記憶なく、結局、間に合い観光バスに乗り込んでいたオレ。窓側に眼をやると遠くで大仏が踊っていた。しかし、皆、家路に就く頃にはこんな出来事忘れているだろうな?との思惑過(よ)ぎる。ってえか、「何で肩に腕を廻して来るの?」この、横に座っている男は?「あたし義眼なの!」車外で呟く女に見惚れていたら、前方から迫りし電信柱で、思いっきしブッタギラレル車内!その後、何事もなかったように裂かれた形跡なきバスからホテル前に降り立ち、「障害者と貧乏人が工場で必死コイで紡いだ生糸の収益を、ヤンキーがいとも容易く掠め取る。えげつないストーリー、元も子もない話を相変わらず北野武はよくもまあ、考えるなァ…。」と北野映画に思いをめぐらせていたら、クーデター?つうーかストライキ?を起こしてさっきのバスで逃亡職場放棄する、件の障害者&貧乏人ズ。これは果たして一体、映画の中なのか?はたまた現実の世界なのか?全く以って判然としない、夢の中。ま、ユングだったらこの夢如何分析するか知らんが、、、ディスストーリー・ベースドオン・マイ・“スウィート”・ドリーム。
| Trackback ( 0 )
|